JR東日本の建築 ARCHITECTURE OF EAST
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25福島ディスティネーションキャンペーンに合わせ、耐震補強と共にエコステモデル駅として整備。湯本の特色である「温泉」の熱を利用し、床暖房やパネルヒーターで待合室全体の暖房を行っている。またホーム上には足湯を設置し、列車を待ちながらくつろげる空間としている。宮古市の受託工事として新市庁舎と駅前広場を繋ぐ避難路新設を行った。BIMを使用して、避難路の桁一括架設をはじめとした各作業の仮設計画や保安員の配置計画等の見える化を図り、架設計画のシミュレーションや工事関係者の周知に活用することで工事の安全性を高めた。研究開発・先進的な取り組み湯本駅BIMの活用(山田線宮古駅構内避難路新設)R&D and advanced initiatives JR東日本は、鉄道技術の蓄積をベースに、鉄道を中心としたモビリティを進化させ続けることが重要と考えています。建築分野では、防災や温熱環境改善、流動シミュレーションなど、様々な研究開発に積極的に取り組んでいます。JR East considers it important to use our accumulated railroad technology to continue the evolution of rail-centric mobility. In the field of architecture, we are conducting a variety of research and development that includes disaster prevention, improving thermal environments, and simulating people flow through stations.研究開発・先進的な取り組み

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