ダイバーシティへの取組み

1 「ダイバーシティ・マネジメント」の推進

多様な人材の活躍を推進するダイバーシティへの取組みや、社員一人ひとりの知識と能力の向上と自ら考え行動できる社員の育成に努めるほか、福利厚生を充実させています。「仕事を通じた達成感・充足感」及び「労働条件の向上」等を通じ、JR東日本グループの社員・家族の幸福を実現します。

2 多様な人材の活躍

JR東日本では、性別や年齢、国籍、障がいの有無にかかわらず、多様な人材がさまざまな業務において活躍しています。

採用実績

JR東日本を支えているのは、 一人ひとりの社員の力です。人物本位、実力本位の採用を行い、人材をじっくり育て、しっかりと才能を開花させていきたいというのが、JR東日本の人材に対する基本姿勢です。大量退職時代を迎えているなか、技術継承を行い、事業運営を継続していくために、2020年度については、約1,860名の採用を行いました。

年度別新規採用数

年度別新規採用数
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障がい者採用

当社の障がい者雇用率は2020年6月時点で2.58%となっています。また、2008年4月、障がい者雇用をより一層推進し、障がい者にとって働きやすい環境の充実を通じて社会的責任をさらに遂行していくため、(株)JR東日本グリーンパートナーズを設立し、2009年5月に特例子会社として認定されました。また、外国人留学生の採用も積極的に行っており、すべての社員が同等というのが当社の考え方です。

3 女性社員の活躍推進

鉄道事業の特性上、社員の多くが不規則な勤務体系で就労していることから、会社発足から女性社員の活躍推進に特に力を入れて取り組んでおります。乗務員への運用など職域拡大に取り組んできた結果、全ての職域において女性社員が活躍するとともに、女性社員の勤続年数が伸長してきたことから、今後はマネジメント層としての活躍が期待される人材の育成も見据え、スピード感をもって必要な施策を実施していきます。「採用」および「定着」の取組みを継続しつつ、「育成」および「登用」の取組みを強化するために、以下のとおり目標を設定しています。

女性社員の活躍推進に向けた目標設定

計画期間:2019年4月1日~2024年3月31日

  • ◯新卒採用者に占める女性比率30%以上をめざします。
  • ◯職場の女性用設備の整備を推進し、すべての職場で女性社員が活躍できる環境を整えます。
  • ◯事業所内保育所の利便性を向上させ、社員の両立支援を拡充します。
  • ◯多様な働き方を実現し、すべての社員がいきいきと働き続けることができる環境を整備します。
  • ◯管理職に占める女性比率10%以上をめざします(2020年4月1日時点、約6.3%)。

2020年4月1日現在、当社における女性社員数は8,334名(全社員の16.2%)となっています。本社・支社の部長や現業機関の長(駅長など)、グループ会社の取締役など重要な職責を担う女性社員が増加してきており、2020年6月現在、当社は女性の社外取締役2名および執行役員3名を選任しています。

女性社員の活躍の場の拡大

女性社員の活躍の場の拡大
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女性管理者数の推移

女性管理者数の推移

4 仕事と育児・介護の両立支援

JR東日本には、鉄道部門の現場や病院など365日24時間稼動する職場で働く社員が多く、そうした不規則勤務の職場においても利用できる両立支援制度を整備し、誰もが活躍できる企業をめざしています。

両立支援制度の整備~働き続けるために~

今後、育児や介護の必要な家族をもつ社員が増加することを踏まえて、「職種にかかわらず仕事と育児・介護を両立するための選択肢を増やしたい」という考えのもと、2010年4月に仕事と育児・介護の両立支援制度を拡充しました。

● 休職制度

  • 育児休職
    子が満3歳に達するまで取得可能。
  • 介護休職
    対象家族1名につき365日取得可能。

● 勤務時間短縮などの措置

  • 短時間勤務(育児・介護勤務A)
    3歳までの子を持つすべての社員は、日中時間帯の6時間勤務を取得可能
  • 短日数勤務(育児・介護勤務B)
    小学校3年生までの子を持つ社員は、月4日の育児・介護休日を取得可能

育児休職取得者の推移

年度別新規採用数
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事業所内保育所

育児休職からの復帰支援、不規則勤務における就業支援、優秀な人材の確保と定着を目的として、14箇所(都内5箇所、鎌倉市内1箇所、さいたま市内1箇所、高崎市内1箇所、水戸市内1箇所、千葉市内1箇所、仙台市内1箇所、盛岡市内1箇所、秋田市内1箇所、長崎市内1箇所)を整備しています。不規則な交代勤務にも対応するため24時間保育日の設定、通勤時の負担軽減を考慮したおむつ・ミルクサービスや洗濯代行も行っています。

食事中の子供たちの様子 椅子に座っている子供たちの様子

社員への円滑な情報提供

「両立支援ガイドブック」を作成し、全社員へ配付しています。また、両立支援セミナーの開催や制度利用者の体験談などを社内報やイントラネットに掲載することにより、育児・介護休職者のスムーズな職場復帰をサポートしています。

5 社員の意識改革・風土づくり

全職場におけるダイバーシティ推進のため、管理者に対する研修の実施や、フォーラム、勉強会などの開催も行っています。各職場では、ネットワーキング活動を展開し、活動メンバーによる勉強会などを積極的に開催。また、職場単位でのファミリーデー(家族の職場訪問)も行っています。

ネットワーキング活動の様子 ファミリーデー(父親のしごと風景を見学する子供たち) ファミリーデー(父親と一緒に作業をする子供たち) ※左から、ネットワーキング活動の様子、ファミリーデー(右2枚)

6 福利厚生制度の整備

社員がやりがいや充実感を感じながら、いきいきと働くことにより、それぞれの能力を最大限に発揮することをサポートするために、年次有給休暇等福利厚生制度の整備にも力をいれています。

年次有給休暇
平均取得日数
年次有給休暇
平均取得率
17.6日
約90.7%
(平均使用日数/平均付与日数)
(いずれも2019年度実績)

7 働く世代へのサポート

社員だけでなく、駅型保育園、駅型学童の開設を通して、働く世代の生活をサポートしています。
このほか、親子コミュニティカフェなどの開設や、親子で参加できるイベントの開催などを通して、子育て中のご家族を応援しています。

8 社外からの評価

くるみんマークの取得(2008年11月、2012年8月、2018年1月)

次世代育成支援対策推進法にもとづく認定(くるみんマーク)を2008年、2012年、2018年に取得しています。

くるみんマーク

「ワーク・ライフ・バランス大賞」で優秀賞を受賞(2012年11月)

公益財団日本生産性本部が主催する第6回「ワーク・ライフ・バランス大賞」において、誰もが活躍できる組織をめざし、女性の活躍を促す両立支援策の深化が評価され、JR東日本が優秀賞を受賞しました。

平成24年度均等・両立推進企業表彰
『ファミリー・フレンドリー企業部門』で「厚生労働大臣優良賞」を受賞(2012年9月)

厚生労働省および都道府県労働局が主催する「平成24年度均等・両立推進企業表彰」の『ファミリー・フレンドリー企業部門』において「厚生労働大臣優良賞」を受賞しました。
「仕事と育児・介護との両立支援のための取組み」について、他の模範ともいうべき取組みを推進している企業を表彰するもので、これを広く周知することにより、男女ともに持てる能力を発揮できる職場環境の整備促進を目的としています。
※JR東日本が進めている「ワーク・ライフ・プログラム」では、育児や介護といった制約のある社員にさまざまな選択肢を整備し、すべての社員がいきいきと活躍できる企業をめざし、現在も取組みを進めています。

同表彰『均等推進企業部門』で「東京労働局長優良賞」を受賞(2012年9月)

『均等推進企業部門』では、「東京労働局長優良賞」を受賞しました。1999年の労働基準法改正以降、女性社員の活躍に期待し、職域の拡大や一定規模の採用数確保などに取り組んできました。現在の「ワーク・ライフ・プログラム」においても継続してポジティブ・アクションに取り組んでいます。

「2010年にっけい子育て支援大賞」の企業部門で大賞を受賞(2010年11月)

日本経済新聞社が主催する第5回「2010年にっけい子育て支援大賞」において、JR東日本が大賞受賞企業のひとつに選ばれました(現在、同賞は実施していません)。

経済産業省の「ダイバーシティ経営企業100選」に選出

経済産業省が、多様な人材を活用してイノベーションを生み出している企業に対して表彰する「ダイバーシティ経営企業100選」に選出されました。

ダイバーシティ経営企業100選

厚生労働省の「えるぼし」認定の最高評価を取得(2016年7月)

厚生労働省より、女性活躍推進法にもとづく「えるぼし」の最高評価である「3段階目」を取得しました。

えるぼし

PRIDE 指標2020(企業・団体等のLGBT 取組み指標)にて
4年連続最高評価「ゴールド」に認定(2017年10月、2018年10月、2019年10月、2020年11月)

任意団体work with Pride(ワーク・ウイズ・プライド)が策定した企業・団体等におけるLGBT などの性的マイノリティに関する取組みの評価指標「PRIDE 指標」において、4年連続「ゴールド」(評価三段階の最高位)を受賞しました。

ゴールド

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