社員紹介

総合職 研究開発

研究開発を通じて、
JR東日本のさまざまな事業の意思決定を支援・改善・変革していく

小西 勇介Yusuke Konishi

JR東日本研究開発センター フロンティアサービス研究所 イノベーションデザインユニット
(2019年入社)

志望動機

前職では、メーカーの研究開発部門で、カメラなどのセンサーを用いて人の行動を計測しデータ化する研究開発に従事していました。さまざまな業種の顧客企業と一緒に研究開発に取り組む中で、確かな価値につながる課題探索・課題解決のためには顧客企業の業務や組織により深く入り込む必要があると感じるようになりました。そのようなときに、顧客企業の一つでもあったJR東日本が経験者採用で研究開発職を募集していることを知り、応募しました。

私の仕事

データ活用に関する研究開発に従事しています。JR東日本は、鉄道ネットワークを介した各種サービスの提供を通じて、多くのお客さまの移動と生活にかかわっています。また近年では、ICTの発達によって、これら各種サービスに関する実績データの蓄積・分析・活用が可能となり、サービスの信頼性や利便性をより高めていくことが可能になると期待されています。そこで私たちは、自動改札で得られる旅客流動データや鉄道輸送の計画・運用実績データなどのさまざまなデータを活用し、鉄道輸送の計画や運用に関する意思決定の支援、駅・駅周辺・列車内などでの小売・飲食・広告などの各種サービス事業の最適化、などを実現するためのデータ分析技術に関する研究開発に取り組んでいます。

一番印象に残っている仕事

駅や駅周辺の再開発などの計画段階で必要となる各種調査を、データ活用によって効率化するための研究プロジェクト立ち上げが印象に残っています。このような調査においては、現地での人手による流動調査結果や、自動改札データなどの活用が既にされているのですが、開発案件ごとに地域特性や集められるデータに違いがあることなどにより、データ活用には大きな手間がかかっていました。実際に調査業務に携わっている社内関係部署の担当者や社外パートナーとの密なコミュニケーションを通じて、駅や駅周辺の開発に伴う各種調査における具体的な課題を明確にすることができ、業務や組織に深く入り込むことの重要性を改めて実感しました。

今後の目標

引き続き、研究開発を通じて、JR東日本グループのさまざまな事業における意思決定を、データの力で支援・改善・変革していきたいです。また、研究開発人材の育成と社外パートナー(メーカーや大学など)との戦略的な連携強化を進めることで、大きな成果を素早く出し続けられる強い研究開発体制を作りたいとも考えています。

前の勤務先での仕事内容
メーカーの研究開発部門で、カメラなどのセンサーを用いて人の行動を計測しデータ化する技術に関する研究開発を、チームリーダーとしてマネジメントしていました。新しい技術を生み出すこと自体にもやりがいがありましたが、顧客企業や大学などとの実証実験や共同研究を経て成果が実用化されることに特に大きなやりがいがありました。
これまでのキャリア

職場名は当時のものを記載しています

  • 2019年4月

    JR東日本研究開発センター
    フロンティアサービス研究所

    データ分析・データ活用に関する研究開発業務

  • 2022年3月

    JR東日本研究開発センター
    フロンティアサービス研究所

    データ分析・データ活用に関する研究開発マネジメント業務

応募者へのメッセージ
入社して分かったのですが、JR東日本には、チャレンジ精神旺盛で変革に積極的な社員がたくさんいます。お客さまの価値観やニーズが大きく変化し、JR東日本としても大胆なモードチェンジが求められている今は、研究開発を通じて業務や組織を変革する絶好のチャンスです。

(掲載内容は取材当時のものです。)

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