社員紹介
JR東日本が社会全体の発展に貢献していけるよう、
機械設備を通じて努力を継続していく。
杉山 由晃Yoshiaki Sugiyama
東京機械設備技術センター 東京機械フィールドセンター
(2020年入社)
志望動機
前職では都心の再開発事業で高層ビルの新築工事に携わっており、現場の施工管理や設計がメインの仕事でした。すでに決まっている開発計画の工事を行う業者としてではなくその上流過程である開発計画そのものを担当してみたいと思い、街の中心である駅前に多数の不動産を所有するJR東日本には多くのチャンスがあると考え志望しました。

私の仕事
東京駅に代表されるような大規模駅での機械設備(空調・昇降機など)工事の発注・監理を担当しています。老朽化に伴う取替計画や駅舎改良に合わせた設備の改良工事を主に担当しています。より快適で省エネルギーな設備の整備を実現するべく、機械設備の専門チームとして工事の計画段階からアプローチしています。特に建物のライフサイクルコスト内の消費エネルギー3割以上を占める空調設備では、省エネの実現は脱炭素化を推進するものであり、当社の事業計画の中でも大きなウエイトを占めています。自身の得意分野である空調設備工事にあっては、機器の取り替えを機に大規模なシステムチェンジ案の提案や機器スペックの見直しを行うことで省エネを実現しています。

一番印象に残っている仕事
前職では全く経験のなかった駅のエスカレーター取り替え工事を担当したことが一番印象に残っています。工事によってエスカレーターが停止する期間にお客さまの誘導方法の検討や、終電後に線路を利用してエスカレーターの部品を運搬する計画を立てるなど、未経験分野である昇降機の工事であることに加えて施工難易度がとても大きいものでした。自身の知識不足は技術資料や過去の施工事例を何度も確認することで補填しました。また、元請業者の方々に対しては時には迷惑をかけてしまうこともありましたが、打ち合わせを密にし疑問点の即時解消やより省コスト・小工数での工事方法を検討していきました。品質・安全ともに無事故で完遂させた経験は現在でも大きな自信につながっています。

今後の目標
現在までの業務で、JR東日本におけるエネルギー消費量の削減や駅改良に合わせた機械設備のシステムチェンジを経験してきました。今後も機械設備を通じて省エネルギーや、技術革新、お客さまへのサービス向上を継続して実現していくことで、JR東日本が社会全体の発展に貢献していけるよう努力していきたいと考えています。
- 前の勤務先での仕事内容
- サブコンと呼ばれる建築設備の施工を専門に行う会社でエンジニアとして勤務していました。空調設備を専門に設計計算や図面の作成、実際の施工現場(新築の高層ビル)にて施工調整や品質・安全管理を行っていました。前職で培った空調設備に関する専門知識や多岐にわたる業者との折衝能力は現在の業務でも十分に発揮されています。
- これまでのキャリア
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職場名は当時のものを記載しています
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2020年4月
東京機械技術センター
工事科工事発注・監理業務
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2023年6月
東京機械設備技術センター
東京機械フィールドセンター工事グループ工事発注・監理業務
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- 応募者へのメッセージ
- JR東日本の機械部門では設備工事関係だけではなく、電子部品メーカーや造船、インフラ業界、IT業界出身者など幅広いバッググラウンドを持った社員が活躍しています。どのような業界の方であっても皆さんが培ってきた技術を活かせる場面は多岐にわたってあります。是非一緒にこれからのJR東日本を作り上げていきましょう。
(掲載内容は取材当時のものです。)