社員紹介

現業部門と一体となって、
車両不具合の防止と原因究明に努めていく
佐々木 大貴Daiki Sasaki
東北本部 鉄道事業部 モビリティ・サービスユニット(2009年入社)
志望動機
前職は、航空機整備士として大型旅客機のメンテナンスをしていましたが、将来は生まれ育った仙台を拠点として、前職と同じように何か人のためになる仕事がしたいと考えていたとき、JR東日本の経験者採用を知りました。JR東日本では、車両の開発から設計、メンテナンス、改造など、車両全般にかかわる業務のほか、海外鉄道事業者へのメンテナンス技術支援など幅広い仕事に携わることができ、「責任感とやりがいに満ちているのでは」と考え志望しました。

私の仕事
主な業務として、在来線車両の車両不具合を未然に防ぐ計画や発生した車両不具合の原因究明と対策を講じるため、車両センターや総合車両センターとの調整など品質保証業務を担当しています。車両は、お客さまが鉄道をご利用されるうえで、一番身近なものであり、当社のサービスをお客さまへダイレクトに伝えられます。東北地方を走行する車両の中には、製造後約30年になるものもありますが、お客さまに安心して快適にご利用いただくために、現業部門と一体となって車両1両1両の状態を管理し、丁寧なメンテナンスを日々心がけています。

一番印象に残っている仕事
2021年7月5日の夜に大船渡線を走行していた列車が倒木と衝突し脱線してしまい、その対応をしたことです。幸いにもお客さまのお怪我はありませんでした。私は、帰宅途中にその情報を知り、すぐに職場へ戻りました。総合車両センターへ脱線復旧の出動準備の連絡をするとともに、現地の状況を把握するため、指令や管轄する支社へ確認し情報を集めました。夜が明け、高い技術力と経験をもったスペシャリストとともに、脱線現場へ向かい復旧の支援業務を行いました。この経験を通じ、企画部門として、情報収集を行い、現業機関と連携を図るなど、判断力と行動力、チームワークの重要性を実感し成長することができました。

今後の目標
JR東日本には、チャレンジできる機会がたくさんあります。今までのキャリアの積み重ねの中で、海外鉄道プロジェクトの業務を担当したことや技術部門の中核となる人材育成カリキュラム「技術アカデミー」への参加、「実践管理者育成研修」への参加により、つねに高い目標を立てて自身の成長を図ってきました。今後は、職場の社員とともに新しい技術を活用し、さらに安全で居心地の良い車両をめざすとともに、今までにない新しい鉄道会社を創造していきたいと考えています。
- 前の勤務先での仕事内容
- 成田国際空港の整備場にて、B747やB777などの大型旅客機の整備をしていました。三交代勤務で主にエンジン部品の定期メンテナンスやエンジンチェンジ、エンジン試運転などを行っていました。
- これまでのキャリア
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職場名は当時のものを記載しています
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2009年4月
仙台支社 郡山総合車両センター 企画科
新入社員教育
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2009年6月
仙台支社 郡山総合車両センター 車体科
車両改造工事や定期検査の施工管理
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2012年11月
仙台支社 郡山総合車両センター 技術科
車両品質保証業務
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2014年7月
東洋電機製造株式会社(出向)
海外プロジェクト推進部海外鉄道プロジェクトの技術営業
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2016年7月
仙台支社 郡山総合車両センター 企画科
予定原価算出および施工管理
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2020年3月
本社 運輸車両部 車両技術センター
運転制御システムプロジェクト
技術アカデミー生
約1年間、将来の技術部門の中核となる人材育成プログラムへ参加
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2021年3月
仙台支社 運輸車両部 車両課
車両品質保証を主とした車両メンテナンスのマネジメント
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- 応募者へのメッセージ
- 「仕事が楽しい」この思いをみなさんにも味わっていただきたいです。JR東日本には、自分の想像を超えるフィールドが広がっており、さまざまなことにチャレンジできます。経営環境の変化に対応し、持続的な成長を図るために必要不可欠な人材を育て、大切にしている会社です。ぜひ、「使命感とやりがいに満ち溢れたJR東日本」で一緒に働いてみませんか。
(掲載内容は取材当時のものです。)