社員紹介

エリア職 国際事業

「全ての人の心豊かな生活」を、
国内のみならず海外でも実現していけるよう努力を続けていく。

田邉 瑞穂Mizuho Tanabe

日本コンサルタンツ株式会社 インド高速鉄道推進本部
(2018年入社)

志望動機

前職ではプラント資材の海外調達を担当していました。海外取引先との契約交渉などの経験を活かして、別の業種・職種にも挑戦したいと考えていた頃、当社の募集を見つけました。当時は「国際事業本部」が発足したばかりだったこともあり、当社の新たな事業分野への挑戦に携われることに魅力を感じ、応募しました。

私の仕事

日本コンサルタンツ株式会社(JIC)に出向し、インド高速鉄道建設プロジェクトに従事しています。同プロジェクトは、大都市ムンバイ・アーメダバード間を、インド初の高速鉄道で結ぶ一大プロジェクトです。JICは同プロジェクトの詳細設計から、入札支援、施工監理まで、幅広いフェーズに参画しています。私はプロジェクトの契約・法務担当として、契約書(和文・英文)の作成・レビュー、関係者との調整・交渉に加え、契約が締結された後の契約管理を行っています。契約の検討・管理においては、国内のみならず関係国の法律、会計制度、税制面など、多面的に考慮する必要があるため、日々勉強の毎日で大変ではありますが、プロジェクト前進への貢献を実感でき、やりがいのある仕事です。インドに渡航して業務することもあり、日印の考え方の違いなど、業務を通して気づかされる点も多くあります。

一番印象に残っている仕事

JICがプロジェクトの入札支援業務を行うに際し、その実施スキームの構築に奔走したことです。当時、コロナ禍で社員がインドに全く渡航出来なくなったため、リモートという前例のない形で業務に着手することとなりました。当初は関係箇所の理解を得るのに苦労しましたが、日印のチームで何度も議論し、各種法令やガイドラインなどへのコンプライアンス、情報セキュリティ確保など、多方面の対策を行い、丁寧に説明したことで、各所の理解を得て実現することができました。無事、業務を完遂し、カウンターパートに成果物を提出することができた時、遠く離れたインドにいる同僚たちと画面越しに喜び合い、互いの苦労を労ったことは、今でも良い思い出です。

今後の目標

これまでのキャリアの中で、契約とそれにまつわるリスクマネジメントの知見を深めてきました。今後もこの分野で知識・経験を深め、当社のプロジェクトの推進と円滑な運営に貢献していきたいと考えます。自分の仕事を通じて、当社の企業理念の一つである「全ての人の心豊かな生活」を、国内のみならず海外でも実現していけるよう、努力を続けていきたいと思います。

前の勤務先での仕事内容
プラント建設に使用される資材の調達担当として、国内外の取引先との契約・価格交渉、納期や輸出入の管理、トラブル対応、新規調達先の開拓などを行っていました。国内外問わず、取引先を直接訪問して交渉する機会も度々ありました。当時、さまざまな契約書や仕様書を読み込んで対応にあたったこと、また取引先や関係先と粘り強く交渉したことは、現在の仕事にも通ずる大切な経験だったと感じています。
これまでのキャリア

職場名は当時のものを記載しています

  • 2018年4月

    武蔵浦和駅

    改札・出札業務

  • 2018年10月

    大宮支社営業部企画課

    駅業務委託などの契約業務

  • 2019年10月

    日本コンサルタンツ株式会社出向
    インド高速鉄道推進本部

    プロジェクトの契約・コスト関係の取りまとめ・企画業務、入札支援対応

  • 2021年5月

    同本部内、施工監理準備チーム

    プロジェクトの軌道工事の施工監理実施に向けた体制検討、カウンターパートとの協議対応など

  • 2022年10月

    同本部内、契約・法務チーム

    プロジェクトの電気システム分野の施工監理に向けた契約スキームの検討、契約書案の作成・レビュー、調整交渉業務、その他各種法務コンプライアンス対応など

応募者へのメッセージ
先日インドに出張した際、当プロジェクトの建設現場を視察しました。これまで自分がかかわってきたものが形になっていくのを感じ、大きな喜びを感じると同時に、同国でのプロジェクトへの期待度の高さを感じました。当社の国際事業はまだまだ新しい分野であるだけに、一人ひとりがやってみたい、挑戦したいと思うことに対して背中を押してくれる風潮は、殊更に強いと思います。そんな環境を「面白そうだな」と思ってくださる方に、是非仲間になっていただけたら嬉しいです。

(掲載内容は取材当時のものです。)

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