社員紹介

鉄道の安全・安定輸送の維持・向上のため、
職場全体への安全ルールの教育・訓練に携わる
稲田 啓佑Keisuke Inada
大宮支社 大宮土木設備技術センター
(2019年入社)
志望動機
前職では道路舗装会社で、受注者としてインフラ整備の工事監督に携わりました。その過程で、発注者業務に興味を持ち、道路以外の分野にも挑戦したいと考えるようになりました。私は多くの人に貢献できる仕事を「誇れる仕事」と考え、鉄道の安全・安定輸送に携わることは、まさに「誇れる仕事」だという強い思いをもって、JR東日本を志望しました。

私の仕事
現在は、内部統制グループに所属し、自職場内や施工会社に対して運転保安確保に向けたアドバイス・指導・教育を行う業務を担当しています。土木設備技術センターでは多種多彩な土木構造物を維持・管理しており、列車とお客さまの安全確保のために多くの工事を行っています。そのため、工事に起因した輸送障害などを防止するため、工事計画時の検討会や安全パトロールを精力的に実施しています。また、安全ルールに関する教育・訓練を実施し、職場全体のさらなる安全レベル向上に努めています。
私たち保守土木部門は鉄道の安全・安定輸送に直結する重要な役割を担っています。その思いを常に意識しながら「誇り」をもって業務に取り組んでいます。

一番印象に残っている仕事
東北新幹線の強風規制緩和を目的とした改良工事を入社2年目に担当したことが強く印象に残っています。この工事は約2年を要し、工事計画や施工会社・社内関係箇所との調整のほか、新幹線特有のさまざまなルールの理解に大変苦労しましたが、上司や諸先輩からの指導や多くの方の協力のもと、無事に工事を完遂しました。この経験から、ひとつの仕事を進めるために多くの関係者がかかわっていることを改めて感じたとともに、チームワークやコミュニケーションの重要性を学びました。その後、工事を実施した区間で強風規制が緩和され、より多くのお客さまに安心して新幹線をご利用いただいていることで大きなやりがいを実感しました。

今後の目標
ドローンやAIといった日進月歩の技術を常に吸収する広い視野をもち、それらを積極的に取り入れながら変化に柔軟に対応できるよう、高いアンテナをもちながら成長を続けたいと考えています。また、運転保安を中心とした今の業務経験を活かし、他の職場と連携を図りながら「鉄道の安全・安定輸送」に貢献していきます。
- 前の勤務先での仕事内容
- 工事監督として施工管理業務に携わり、道路や駅前広場、工場などの舗装工事を中心に、建築外構工事なども経験しました。中でも東日本大震災の災害復興工事は強く印象に残っています。その後、品質管理の担当部署にも所属し、アスファルト混合物の配合設計や試験を行うほか、特殊工法の品質管理者として現場を支援しました。
- これまでのキャリア
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職場名は当時のものを記載しています
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2019年4月
大宮支社 大宮土木技術センター
大規模工事プロジェクト科
大規模建設工事の発注・契約・監督業務 -
2021年4月
大宮支社 大宮土木技術センター 工事Ⅲ科
建設工事の発注・契約・監督業務 -
2022年4月
大宮支社 大宮土木技術センター 安全指導科
運転保安にかかわる安全指導等 -
2023年6月
大宮土木設備技術センター 内部統制グループ
事故防止指導・施工品質管理指導・法令遵守等
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- 応募者へのメッセージ
- 入社当時、鉄道に関する知識が皆無でとても不安でしたが、研修や自己啓発などの環境が整っていたので、すぐに不安を解消できました。JR東日本は社員一人ひとりの発意や発想を重視しており、自身の経験を活かすチャンスが多くあります。「自身の経験を活かしたい」「チャレンジしたい」方は是非JR東日本へ入社し、活躍していただきたいです。
(掲載内容は取材当時のものです。)