社員紹介

エリア職 建設

「日本の玄関口をより便利に」という目標を、
JR東日本の業務の中で実現していく。

遠藤 綾乃Ayano Endo

東京建設プロジェクトマネジメントオフィス 中央プロジェクトセンター
(2022年入社)

志望動機

前職では、土木に関する業務から離れていましたが、新卒のころに培った鉄道土木に関する経験を活かし、より便利な鉄道交通網の構築に貢献したいと考えました。また、より多くの方が利用する社会性の高い公共施設をつくりたいという思いや、インバウンドの回復も見込み、日本の玄関口をより便利にしたいと思うようになり、JR東日本なら実現できるという大きな期待から、応募を決意しました。

私の仕事

JR東日本の中央快速線グリーン車導入によるサービス品質向上を実現するため、高尾駅をはじめ複数駅に対して配線改良工事という専門領域からアプローチする仕事を担当しています。現在の10両編成から12両編成に対応するため、ホームの延伸や配線改良を行う必要があります。私が主に担当している仕事は、この工事の設計・発注、調整、しゅん功までの監督業務です。配線改良工事を主として取り組んでいるため運転、信号、電車線、メンテナンス系統との調整を求められます。その他、技術開発にも取り組んでおり、現場監督業務のDXにより、さらに安全で効率的な業務のあり方を探求しています。最近は、組織横断プロジェクトとして動画による工事の情報発信や、コトづくりによる鉄道設備や工事の魅力発信も行っています。

一番印象に残っている仕事

高尾駅の配線改良を目的とした大規模切換工事を入社2年目に軌道作業責任者として従事したことです。この工事は施工計画を1年前から検討し、試験施工、安全な施工方法の策定、関係箇所への説明、各種手続きなどを実施しました。本工事は、二泊三日で計画され一部運休が伴う総勢約1300人の作業員が従事する大規模な工事だったため、全員が同じ認識で従事できるよう何度も打ち合わせや説明を行いました。自部門に関する規程やルールに加え、他系統の工事内容についても理解する必要があり苦労しましたが先輩方の指導もあり、系統を越えて一つのチームとして取り組むことで無事に完遂できました。工事完了後の試運転列車に添乗し、設備に問題がないことを確認したときの感動は今後も忘れられない経験となりました。この経験を通して成功の鍵は安全、丁寧な打ち合わせやコミュニケーションだと実感するとともに私自身もスキルアップすることができました。

【最後まで見て欲しい】線路切換に挑むJR東日本社員密着ドキュメンタリー 『挑戦の物語vol.1』 - YouTube

今後の目標

まずは中央快速線グリーン車の導入に向け、残工事を含め無事に完了させることです。そして、現在従事しているプロジェクトで得た調整力などを活かし、より大規模な改良工事に携わりたいと考えています。これらのキャリアの中で得た現場の経験を活かして、将来的には建設プロジェクトにおける設計施工計画や工事完了時の構造物の各種検査のDXの推進にもチャレンジしていきます。

前の勤務先での仕事内容
公共性の高いインフラ事業に携わりたいと考えていたため鉄道会社に就職し、線路のメンテナンスとして保守状態検査や修繕工事を行っていました。その後、転職し、2社目では土木業界から離れて抗生物質の品質管理者として化学分析を行っていました。
これまでのキャリア

職場名は当時のものを記載しています

  • 2022年4月

    東京建設プロジェクトマネジメントオフィス
    中央プロジェクトセンター

    中央快速線グリーン車導入に向けた建設土木の設計・発注・監督業務

応募者へのメッセージ
まず第一に、自分自身の目標や希望を明確にしましょう。JR東日本では従来の業務に加え、組織横断プロジェクトとしてYoutube投稿や地域の方や鉄道ファン向けのイベントの開催、新規技術の開発、海外体験プログラム、公募制異動などの制度があるためさまざまなことに挑戦できます。入社してからやりたいことをさらに増やすこともできます。皆さまの経験を活かし、挑戦していきましょう!

(掲載内容は取材当時のものです。)

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