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JR東日本からのプレスリリースを年度別に掲載しています。(JR東日本広報部)
2002年9月10日

「社会環境報告書2002」の発行
 当社では、1996年から、毎年の環境保全活動をとりまとめて環境報告書を発行してきましたが、このたび、環境情報開示の内容を充実するとともに、環境面だけではなく社会面や経済面も含め、社会環境報告書を作成し発行いたしました。
 
(1) 社会環境報告書の発行
 当社は、1996年以降毎年、環境保全に関する取り組みをまとめた環境報告書を、昨年までに6回発行してきました。今回、積極的な情報開示をさらに進めるため、環境報告書としての内容を充実させると同時に、社会面や経済面での内容を含めることにより、社会環境報告書として作成しました。今回発行した社会環境報告書の主なポイントは、次のとおりです。
主なグループ会社や財団法人の活動内容も取り入れました。(環境会計など定量的なデータは当社単体となっています。)
デザインを全面的に見直し、またグラフ、写真、イラストなどを多用することで、親しみやすく、わかりやすい構成・表現とすることに努めました。
客観性・信頼性を高めるため、引き続き朝日監査法人より第三者審査を受けました。
(2) 2001年度の環境保全活動のハイライト
地球温暖化防止のための重要な取り組みであるCO2の削減については、1990年度に比較して17%削減(前年度より5ポイント改善)をすることができました。【2005年度目標:20%削減】
全鉄道車両に占める省エネルギー車両比率は、前年度より4ポイント増加し、63%となりました。【2005年度目標:80%】
駅や列車で発生する廃棄物のリサイクル率は、前年度より1ポイント上昇し36%となりました。これにより2005年度の目標を既に達成しましたので、40%を新しい目標としました。【2005年度目標:36%⇒40%】
自営火力発電所でのNOx排出量は、1990年度に比較して62%削減(前年度より4ポイント改善)しました。これにより、2005年度の目標を既に達成しましたので、今後とも継続してクリアできるよう監視を行っていきます。【2005年度目標:60%削減】
詳しくは、「社会環境報告書2002」をご覧ください。なお、「社会環境報告書2002」は当社ホームページ(https://www.jreast.co.jp/eco/pdf/)からも、ダウンロードしていただくことができます。