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JR東日本からのプレスリリースを年度別に掲載しています。(JR東日本広報部)
 
2002年2月6日
 

"ITを活用した駅の新しい広告メディアの可能性を考えます"
デジタル広告の実証実験の開始について

 

東日本旅客鉄道株式会社
日本テレコム株式会社
株式会社ジェイアール東日本企画

 JR東日本では、日本テレコム、ジェイアール東日本企画と共同で、既存の駅貼りポスターや電飾ボード以外の次世代広告媒体として、ITを活用したデジタル広告ビジョンを利用した仕組みについて実証実験をいたします。広告だけでなく、天気予報などの役立つコンテンツも併せて発信することにより、駅での新しいメディアとしての可能性を検証することとします。JR東日本では、現在、駅空間におけるお客様の利便性向上を目指して「ステーションルネッサンス」を展開しており、今回の実験を通して、更に便利な駅の実現を目指します。
 

実験期間
  2002年2月18日(月) より概ね3ヶ月程度(予定)
実験内容
 
日本テレコムの中央配信センターから山手線光ケーブル網を利用して、各駅の各端末に情報データを配信し、広告を表示させるための技術的検証を行います。
朝と夜で表示する広告を変えるなど、時間帯やお客様の流動に合わせた広告をタイムリーに掲出し、広告効果の検証を行います。
静止画や半動画、動画による広告など、駅の媒体として有効と思われるコンテンツ・表現方法の可能性を検証します。
広告の他、天気予報や列車運行情報などを混在して流すなど、表示内容をマーケティングすることにより、広告事業としての運営ノウハウの確立を行います。
【別紙】 中央配信のイメージ
実験場所・表示装置
  下記の主要3駅の6箇所で実験をいたします。
●新宿駅  南口コンコース内天井、南口コンコース内ライナー券売機上部
●東京駅 丸の内南口改札脇、京葉線連絡通路動く歩道脇柱
●渋谷駅 中央口コンコース山手線外回り階段脇、埼京線連絡通路上部天井付近
表示機としては、42インチのPDP(プラズマ・ディスプレイ・パネル)を各箇所数台づつ設置します。
2月18日(月)開始は、新宿南口コンコース内ライナー券売機上部となります。以降順次スタートし、2月下旬には全ての箇所で実験を開始する予定です。
【別紙】 設置予定地(東京駅):PDF 46KB
【別紙】 設置予定地(渋谷駅):PDF 23KB
【別紙】 設置予定地(新宿駅):PDF 32KB