プレスリリースインデックスへ
JR東日本からのプレスリリースを年度別に掲載しています。(JR東日本広報部)
平成13年3月6日


駅におけるお客さまサービスの充実について

JR東日本では、お客さまサービスの向上を目指し、当面、次の取り組みを進めてまいります。
お客さまの声をより多く拝聴し改善に取り組むために「お客さま相談室」を設置します。また、当社ホームページでは、ご意見欄を新設いたします。
目のご不自由なお客さまが、安心してご利用いただけるよう、視覚障害者誘導システムの試行をはじめ、点字運賃表や階段手すりの整備を進めます。
異常時におけるダイヤ(運行)情報の提供エリアの拡大を開始するなど、お客さまへの案内の充実を図ってまいります。

1. 「お客さま相談室」の設置等について
(1) お客さまの声をより多く拝聴し改善に取り組むため従来のグリーンカウンターを4月1日より「お客さま相談室」と改め、分かり易く利用しやすい窓口といたします。【資料1】
また、お客さま相談室では、外国人のお客さまのために、電話による英語通訳案内も行ってまいります。
(2) 当社ホームページでは、5月を目途にご意見欄を新設し、インターネットによる、より幅広いお客さまの声の収集に取り組んでまいります。

2. 視覚障害者誘導システムの試行等について
(1) 3月10日より、高田馬場駅の各改札口及びコンコースにおいて、視覚障害者の方のサポートシステムを試行いたします。このシステムは、駅構内の場所・方向・物に関する情報を持った電子発信機と受信機により音声案内を行う誘導システムです。また、トイレの位置を知らせる誘導チャイムの試行を同駅で行います。【資料2】
(2) 新年度、視覚障害者の方のために、以下の設備を整備してまいります。【資料3】
駅においては、点字運賃表階段手すりの点字案内について、設置基準や表記内容を統一し全社的に整備を行ってまいります。
車両においては、車両の号車とドア位置を表わす点字シールを山手線の車両に整備し、試行してまいります。

3. ダイヤ(運行)情報の提供エリアの拡大など案内の充実について
(1) 輸送障害時のダイヤ(運行)情報については、携帯電話による文字情報サ−ビス、ホームページ、BSデジタル放送等の情報媒体に「首都圏および新幹線」の情報をお伝えしておりましたが、今年度末より、信越・東北エリアのダイヤ情報を追加し、「当社管内全域」のダイヤ情報を提供させていただきます。
(2) 駅でお困りのお客さまに、駅構内の案内所をよりご利用していただけるよう新年度より「i」マークを表示するなど案内板の統一に取り組んでまいります。
(3) お客さまから、改善ご要望の多い新幹線ホームの乗車口案内を電光掲示(LED)により、わかりやすく表示いたします。また、駅案内サインについても、文字の大型化など、お客さまの視点に立ったサインの整備を進めてまいります。【資料4】【資料5】
実施駅
【LED】東京、大宮、宇都宮など
【サイン】東京、上野、渋谷など
(4) 文字の大型化や見やすさを工夫した新しい地図式運賃表の試行を新宿駅、有楽町駅で実施し、この結果を踏まえ、地図式運賃表をはじめとした運賃表の整備を本格的に全社展開いたします。【資料6】