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JR東日本からのプレスリリースを年度別に掲載しています。(JR東日本広報部)
平成12年11月30日


新幹線の電力供給システムが変わります

東北・上越新幹線に電力を供給する変電所等の制御・監視を行うデックスDECS(新幹線電力系統制御システム)は、2000年12月8日に近代化のため最新の情報技術を活用した新システムに更新されます。
新システムに更新することにより次の事が実現でき、新幹線の安全・安定輸送に貢献できるものと考えております。
(1) 効率的な指令設備/電力指令業務の革新
(2) 配電盤システムの簡素化
(3) システム信頼度の向上
(4) 省メンテナンス

システム更新については1998年度に着手し、東北・上越新幹線を5つに区分し 更新を進めてきましたが、2000年12月8日に第一工区(盛岡地区電力指令の全 部と仙台地区電力指令の一部)を新システムに更新します。2002年度までに東北・ 上越新幹線の全線を新システムに更新します。

システム導入当初からの使用実績を基に検討を重ね、高性能化された計算機・遠制装置を導入することにより、更新後は地区電力指令を経由せずに直接中央電力指令(新幹線運行本部総合指令電力指令)から制御・監視が可能となります。

愛称はDECSから コスモスースキャダCOSMOS-SCADAに変わります。


新システム更新 説明図