プレスリリースインデックスへ
JR東日本からのプレスリリースを年度別に掲載しています。(JR東日本広報部)
平成12年11月21日


都市施設帯(環境空間)の有効活用により洋菓子店オープン!

当社と戸田市は、同市内の新幹線、埼京線沿線の都市施設帯(環境空間)において有効活用を計画していましたが、この度協議が整いましたので、同市の上戸田三丁目10番周辺(通称:五差路)で沿線において初めての有効活用を行います。
これは、平成11年11月5日に当社と埼玉県及び浦和市、与野市、戸田市間で合意した内容に基づくものです。
当社は都市施設帯をグループ会社の(株)ジェイアール東日本都市開発に賃貸し、グループ会社は建物を建設し、テナントに賃貸します。市は都市施設帯の一部を当社から使用貸借し、緑地・緑道として整備します。

1. 計画概要
(1) 所在地
戸田市上戸田三丁目10番1外
(2) 活用の内容
1. テナント 「シャトレーゼ」【(株)シャトレーゼ】
(工場直販のケーキ、アイスクリーム等の販売)
2. 店舗敷地面積  約820m2(建物面積 約190m2
3. オープン予定 平成12年度末

(参考)戸田市の緑地・緑道の整備内容約480m2

2. 都市施設帯について
(1) 概要
 都市施設帯とは、大宮以南の東北新幹線の両側に環境保持を目的に設けられた道路、公園等の都市施設のための用地です。この都市施設帯は埼玉県、大宮市、与野市、浦和市、戸田市の行政側の要請により、当時の国鉄が、将来行政側に有償譲渡を前提に取得した用地です。
 当社は、行政側と有償譲渡に関する協議を重ねてきた結果、平成11年11月5日付で埼玉県及び県南三市(浦和市、与野市、戸田市)の有償譲渡に関する協議の場を設けること、及び当社が活用できる旨を柱とした確認書を交換し、同日付で有効活用の詳細を定めた合意書を締結しました。これにより、この度、都市施設帯(環境空間)の有効活用第1号の計画がまとまりました。
(2) 保有面積
区分 現在面積(m2
与野市 64,500
浦和市 58,300
戸田市 95,100
大宮市 23,100
合計 241,000