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JR東日本からのプレスリリースを年度別に掲載しています。(JR東日本広報部)
平成12年8月11日


ネットオークション商品のJC店での受渡しサービスについて

イーベイジャパン(株)のネットオークションにおいて落札された物品について、「えきねっと」( http://www.eki-net.com )の仕組みを活用した駅店頭(JC店等)での引受け及び引渡しサービスを試験的に行います。
期間は9月1日から30日までの1ヶ月間、取扱いJC店は新宿・池袋・品川・赤羽・大宮の5駅にある各1店舗です。
試験により需要動向その他を把握し、システム改修その他を含んだ本格展開の可否を判断します。
IT革命の時代に相応しく駅を情報拠点化する施策の一環です。

1. 受渡しサービスに対するニーズ
多くのオークションサイトは、「売り手」と「買い手」の合意が成立した後の「商品と金銭の受渡し」を当事者に任せています。通常は、直接受渡し・銀行振込み+宅配便・代金引換え宅配便といった手段によっていますが、より良好なサービスが望まれています。また、「買い手」が住所を知られたくないというニーズもあります。  その点、駅での受渡しは普段の通勤・通学の途中で自分の好きな時間に利用でき、自宅を不在にすることが多いお客様にとって非常に便利なサービスです。そこで今回、上記のニーズに答えるサービス創出の可能性を探るため、試験を行うこととしました。


2. 試験における情報・物・金の流れ


3. その他
(1) サービス料金は、受渡しが同一店舗及び別店舗の場合ともに500円とします。
(2) 貴重品及び品質維持に特別な注意を要する品物は取扱いません。
(3) 賠償限度額を20,000円とします。
(4) 大きさを「35cm×25cm×10cm、6kg」に制限します。
(5) ネットオークション落札品そのものに関する金銭授受は請負いません。
(6) お客様からの申込み及び問合わせは、Eメールで受けます。
(7) 利用方法等は、ホームページに掲載します。



(参考1)「えきねっと」とは
 JR東日本グループのインターネット電子モールで、ジェイアール東日本ネットステーション(株)が運営し、4月8日に開業しました。注文した本やCD等を、駅のコンビニエンスストア「JC」「ミニコンビ」等(首都圏144駅218店舗)で受取れることが大きな特徴です。


(参考2)ネットオークションとは
 下図の仕組みにより、ネット上で「売り手」と「買い手」を結び付けるものです。近年、日本においても盛んになって来ました。イーベイその他、多数のホームページサイトがあります。