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JR東日本からのプレスリリースを年度別に掲載しています。(JR東日本広報部)
平成12年4月6日


武蔵野線(東川口〜西船橋)の降雨防災強化工事完成について


1. 概況

 武蔵野線は首都圏の通勤・通学輸送を担う重要線区であり、旅客需要の増加に伴い列車の増発、編成の8両化を行い、京葉線の開業後は東京駅乗入れ等逐次輸送改善を図っています。
 そこで、平成9年度より同区間に対して降雨防災強化対策工事を実施し、本年3月末をもって所定の工事が完了したため、平成12年4月10日より一定量以上の雨が降った時の列車運行規制を「運転中止」から「徐行運転」へ変更します。なお、東川口〜南越谷間においては、既に平成11年4月1日に同様の扱いとなっております。これにより府中本町〜西船橋間の全区間において、大雨が降っても列車は速度を落して運転可能となります。

2. 改正内容(南越谷〜西船橋間)

※1 東所沢〜新座間で地点徐行を行う区間が2箇所存在します。
※2 雨の量により35km/hおよび15km/hの運転速度となります。

3. 見込まれる効果

 東川口〜西船橋間を運転中止から徐行運転(15km/h)で運行にすることにより、1時間当たり約4本の列車が確保できるようになります。