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秋田や青森など東北地方へ行く方におすすめ!

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#001

思わず撮りたくなる超絶景スポット4選

雲昌寺

秋田の定番観光スポット・男鹿(おが)半島。日本海に突き出た独特の形で記憶している人も多いでしょう。気候風土によって築かれた景観美が点在し、観光にピッタリ。いま話題のフォトスポットを紹介します。

POINT1

特徴的な地形はココで見る・知る

男鹿の地形や風土を知る上で、まず抑えたいのが「寒風山(かんぷうざん)」。大地の公園「男鹿半島・大潟ジオパーク」の見どころの一つで、およそ2万年前にできた小さな火山です。寒風山回転展望台は360度パノラマの眺望が楽しめるスポットで、その周辺には「鬼の隠れ里」や「姫ヶ岳」など大地の成り立ちがわかる場所が多くあります。

寒風山
©男鹿市

POINT2

寒風山のこと、教えてもらいました

「『寒風山回転展望台』屋上の展望パークからの眺めが最高です!」と話すのは、男鹿市観光課の加藤さん。今回、男鹿のフォトスポットの数々を紹介してもらいました。「ここは遮るものがなくて開放的な景観。思わず写真が撮りたくなりますよ。晴天時は山形県との県境にある名峰『鳥海山』まで見渡せます」。

男鹿市観光課の加藤さん
加藤さんの右手には、日本地図にも見られる男鹿市と秋田市をつなぐ湾曲した海岸線。ここに沿って建ち並ぶ風車も、肉眼で見ることができます。

「『寒風山回転展望台』屋上の展望パークからの眺めが最高です!」と話すのは、男鹿市観光課の加藤さん。今回、男鹿のフォトスポットの数々を紹介してもらいました。「ここは遮るものがなくて開放的な景観。思わず写真が撮りたくなりますよ。晴天時は山形県との県境にある名峰『鳥海山』まで見渡せます」。

パラグライダー
©男鹿市
全身で男鹿の大自然を体感できるパラグライダー。鳥のように飛ぶ姿は、見ているだけでも爽快。

POINT3

絶景は、とことん楽しむに限る!

寒風山のフォトスポットをもっと知りたい!「寒風山回転展望台」に勤めて22年、所長の湊さんに“絶景マイベスト”を聞きました。「5月の1〜2週間しか見られない大潟村方面の水田風景ですね」。水鏡になった田んぼが夕焼け色に染まる様は、息を呑む美しさ。夏に向けて緑の絨毯が色濃く広がっていくのも楽しみです。

寒風山回転展望台 所長の湊さん
長年、寒風山の四季に魅了されているという湊さん。

魅惑的な海の景色と、海岸に連なる大きな岩が時折マッチして、自然の絶景を作り出しています。

碁盤の目状に広がる水田風景
碁盤の目状に広がる水田風景。晴天時は水田に映る青空も印象的です。

以前から気になっていた、「寒風山から鳥海山が見えると、翌日は雨!?」のウワサ。真偽のほどを湊さんへ尋ねてみると、「本当です。3日以内に雨が降ることがかなり多いです」とのこと。鳥海山が見たいような、見たくないような…。豆知識を知って見る景色もまた、楽しいものです。

寒風山から見える鳥海山
©男鹿市
見通しの良い日は、対角線上に鳥海山が浮かび上がります。見えなかった場合は、次回のお楽しみとしましょう。
望遠鏡
©男鹿市
360度ガラス張りの回転展望室(1回転約13分)では、望遠鏡(有料)で気になるビュースポットをチェックできます。

POINT4

見渡す限り青の世界

男鹿で年々注目を集めるフォトスポットといえば、「雲昌寺(うんしょうじ)」。鮮やかなアジサイが咲き誇る、夏の人気スポットです。境内をまるで絨毯のように青く染めるアジサイは、副住職・古仲さんがたった1株から約20年に及び育ててきたそう。開花時期となる6月中旬から、特別拝観期間が設けられます。

雲昌寺

POINT5

どこもかしこも撮りたい場所です

1,500株以上のアジサイはもちろん、境内には見どころがたくさんあり、写真を撮らずにはいられません。観光課の加藤さんにポイントを尋ねたところ、「ハート型の敷石7個を全部見つけられると、願いが叶うと言われています」というジンクスが。ハートの形は、猪目(いのめ)と呼ばれる魔除けの紋様。なんだか、幸せが舞い込んできそう♡

ハートの石
散策しながらすべて探してほしいハートの石。7個が境内のどこにあるのか、ワクワクする時間の始まりです。
色とりどりのアジサイで彩られた手水鉢
色とりどりのアジサイで彩られた手水鉢は、思わず声を出してしまうほど美しい!

POINT6

雲昌寺でしたいたくさんのこと

雲昌寺を訪れたら、まずは御本尊様にお参りを。受付には御守や御朱印も用意されています。写真を撮ったらひと休み。特別拝観期間中は境内に「あじさいカフェ」もオープンします。アジサイ色に似た人気のバタフライピーティーは、雲昌寺の楽しみのひとつです。

御守
御守(1,200円)の中には、アジサイのプリザーブドフラワーが1枚。アジサイには魔除け、女性の病気を防ぐ、家族団らん、ご縁を結ぶなどのいわれがあります。
あじさいティー
あじさいティー(400円)は、レモン果汁を入れると美しい紫色に変化! アジサイを背景に、拝観の思い出に残る1枚を。
雲昌寺 副住職・古仲さん
©男鹿市
加藤さん曰く、「雨の日の夜も雰囲気があって素敵です」。古仲さん(写真)が育て上げたアジサイはライトアップで幻想的に映えます。

POINT7

奇岩を探す夕焼けドライブへ♪

男鹿に来たのなら、絶対ハズせないフォトスポット「ゴジラ岩」。男鹿半島の南西端、門前地区の潮瀬崎と呼ばれる磯場にあります。寒風山の噴火によってできた火山岩が長い年月の間に風や波で侵食され、奇岩に姿を変えたそう。このゴジラ岩、見つけるのが意外と難しい…。日本海にゴジラが火を噴く瞬間が、シャッターチャンス!

ゴジラ岩
©男鹿市
「夕陽の時間帯になると、この光景を狙ってカメラマンや観光客が続々と訪れます」と加藤さん。
日中のゴジラ岩
©男鹿市
日中のゴジラ岩は、それほど怖くはありません(笑)。岩場はゴツゴツとしているので、探索中は転ばないよう足元に注意を。

POINT8

奇跡の〈鏡面絶景〉に出会えるかも!?

最後は、ゴジラ岩から車で10分ほどのところに広がる約1.5km続く「鵜ノ崎海岸」を紹介。まるで鏡のように水面に空模様を映す風景美は「秋田のウユニ塩湖」と称されるほど、近年SNSでも話題のフォトスポットです。干潮時は海底の岩肌が露出するくらい浅瀬が連なり、200mほど沖まで岩の上を歩いていくことができます。

鵜ノ崎海岸
©男鹿市
「夕焼けのこの場所が好き」と加藤さんが言うように、穏やかな天気の日の夕暮れ時に、この景色が広がります。これだけ穏やかな日は少なく、見られたらラッキーかも。
鵜ノ崎海岸
©男鹿市
ジオサイトでもある同所では、円形状の不思議な小豆岩(あずきいわ)を見ることが可能。この岩も神秘的な雰囲気に一役買っています。

男鹿半島ならではの風土や歴史を楽しんだり、季節の花を愛でるなど、自然の素晴らしさを体感しながら撮る写真は、より一層魅力的に映えるはず。そこで出会う人と感動を分かち合うのも、フォトスポット巡りの醍醐味かもしれません。いざ、男鹿へ!

秋田や青森など東北地方へ行く方におすすめ!

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