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毎月花火が上がる!「大曲の花火」が面白い

大曲の花火

日本三大花火大会の一つに数えられ、毎年8月の最終土曜に行われる全国花火競技大会「大曲の花火」。全国から選び抜かれた一流の花火師が秋田県大仙市に集結し、日本一の称号をかけて技を競います。その技をひと目見ようと、会場には多くの観覧者が来場。実は夏だけじゃない「大曲の花火」の魅力を伝えます。

POINT1

四季を通じて花火が楽しめるまち

日本最高峰と言われる全国花火競技大会が開催される秋田県大仙市は、奥羽山脈と出羽丘陵に囲まれた秋田県のほぼ中央部にあり、四季折々の美しい自然に恵まれた場所です。東京からは秋田新幹線こまちで約3時間。JR大曲駅西口を出ると、“花火のまち大仙市”を象徴する大きな花火玉が迎えてくれます。

大曲の花火
全国花火競技大会「大曲の花火」の目玉となっている「大会提供花火」。
写真提供:大仙市
花火玉

夏の「大曲の花火」が有名ですが、「春の章」と「秋の章」も注目です。4月の「春の章」では若手花火師が最新作を披露する大会「新作花火コレクション」と、海外の花火業者を招いたコラボ「世界の花火・日本の花火」が行われます。国際色豊かな花火が見られるのは、1年を通して「春の章」だけ!

令和6年「春の章」の新作花火コレクションで優勝した今野祥さん(響屋大曲煙火)の作品
令和6年「春の章」の新作花火コレクションで優勝した今野祥さん(響屋大曲煙火)の作品。
写真提供:大仙市

「花火芸術祭」と題した10月の「秋の章」は、ショーとしての“見せる花火”に特化。日本屈指の花火師による花火玉や、地元の花火師による毎年テーマが変わる花火が、秋の夜空を彩ります。秋は湿度が低く、空気が澄んでいるため、花火がよりクリアに見えるのもポイント。春と秋、それぞれの魅力を楽しみましょう。

令和6年「秋の章」の様子
令和6年「秋の章」の様子。
写真提供:大仙市

POINT2

見て触れて花火を体験する施設へ

JR大曲駅から徒歩約10分のところに、花火の魅力を余すことなく体験できる施設「花火伝統文化継承資料館 はなび・アム」があります。花火の仕組みや全国花火競技大会「大曲の花火」の歴代優勝者パネルなど数々の展示を通して、「大曲の花火」をはじめ花火の歴史と魅力を伝える花火文化継承の拠点。ここに来れば、花火をもっと深く楽しめるんです!

花火伝統文化継承資料館 はなび・アム
写真提供:大仙市

施設のメインは、見晴らしの良い4Fの「展望展示ホール」。花火大会の起源や花火の種類・製作秘話、仕組みを知ることができるパネルが展示されています。花火玉の製造工程を学び、その大きさや重さを10号玉まで体感することも可能。解説の各所にQRコードが掲示され、多言語(英語、繁体字、簡体字、韓国語)に対応しているのもポイントです。

展望展示ホール

子どもに人気を呼んでいるのが、「はなび創作工房」。カラフルな花火玉模型を並べて、自分でデザインした花火をモニターに打ち上げることができます。オリジナルの花火づくりにワクワク♪ ひと通り展示を見た後なら、楽しさもひとしおです。もちろん、大人も存分に楽しめるのでオススメ!

はなび創作工房

来館したら「はなびシアター」は体験必須です。「大曲の花火」を題材にした4K映像が、正面、上部、左右の4面スクリーンで映写されます。迫力ある音とともに花火が降り注ぐ様子は、まるで会場さながらの臨場感! このほか、3Fでは花火にまつわる企画展も随時開催していますので、立ち寄ってみてください。

はなびシアター
施設情報
  • お問い合わせ / 花火伝統文化継承資料館 はなび・アム
  • 住所 / 秋田県大仙市大曲大町7-19 花火伝統文化継承エリア(3F・4F)
  • TEL / 0187-73-7931
  • 開館時間 / 9:00〜17:00
  • 休館日 / 月曜(祝休日の場合は営業、翌平日休)、年末年始
  • 料金 / 入館無料

「春の章」と「秋の章」は夏の花火に比べると混雑が落ち着いていて、ゆっくり花火を鑑賞したい人にオススメです。「春」と「秋」、そして「はなび・アム」を訪れたら、一層夏の「大曲の花火」が待ち遠しくなるはず。感動体験、してみませんか?

記事作成:あきたタウン情報

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