
#005

年間を通して降雪量が多い青森県。津軽地方でも、ウィンタースポーツなどの雪遊びが盛んに行われています。雪も寒さも何のその!この時期にしか体験できない、雪国ならではの楽しさを味わいませんか。
POINT1
白神山地で雪の季節に楽しむことができる、数少ないアクティビティの1つがスノーハイク。十二湖へのアクセス道路が通行止めになるひと冬の間に100〜200名が訪れ、その大半は海外からの体験客です。辺り一面が雪に覆われて入山者が限定される期間、森の中は深い静寂に包まれます。十二湖ビジターセンターをスタート地点に、約3時間掛けて周辺を散策。鮮やかなコバルトブルーで知られる青池は、深い黒色へと彩りを変え、真冬でも凍ることはありません。昔ながらのかんじきを履いて、自分の足で一歩ずつ雪の上を歩く貴重な体験。雪に残る動物たちの足跡を見つけたり、自然観察が楽しめます。
POINT2
津軽平野の南西部に位置し、“津軽富士”の相性で親しまれている岩木山。雪国ならではの天然かつ良質な雪に恵まれた『岩木山百沢スキー場』では、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツを体験することができます。ビギナーや家族連れは、「初心者コース」や「ファミリーゲレンデ」がオススメ。中級者や上級者はリフトを乗り継いで、さらに山の中腹へ。全長2,000mに及ぶダイナミックなダウンヒルは、開放感溢れるコースを一気に滑り降りる爽快感が味わえます。そのほか、エキスパート向けのコブ斜面や深雪のコースも完備。全コースでスノーボード、スノースクートの滑走が可能です。
POINT3
津軽鉄道全線開業にあたる昭和5年12月より、運行を開始したストーブ列車。戦争による物資不足の影響を受けて一時運休を余儀なくされましたが、昭和22年に復活して現在に至るまで、五所川原市と中泊町をつなぐ観光列車として親しまれてきました。昭和レトロな趣が漂う客車内には、石炭ストーブが2台。スルメを炙って味わったり、地酒とのペアリングを楽しむうちに、石炭を炊く香りとストーブのぬくもりに包まれます。旅情をかきたてるのは、どこまでも続く車窓からの雪景色や津軽半島観光アテンダントによる津軽弁のガイド。ノスタルジックな鉄道の旅が、今も奥津軽に根付いています。
POINT4
津軽鉄道に乗車するならば、津軽五所川原駅舎の向かいにあるカフェでひと息ついてみては。店内には、ストーブ列車内で販売されているクッキーや地域のお土産品を陳列。イートインスペースでは、この地域で親しまれてきた食文化や特産品を知ってもらおうと趣向を凝らしたメニューを提供しています。“津軽のお母さん”たちのおもてなしと郷土料理に心身がポカポカと温まるよう。心地良いということを、津軽弁では“なんともあずましい”と言うのです。
使用している写真の一部は、取材先からの提供協力。
記事の情報は、変更になる場合があります。