大鉄瓶 南部形霰紋
だいてつびん なんぶがたあられもん世界的に評価されている「南部鉄瓶」の
巨大オブジェ
南部鉄器は、17世紀中頃、南部藩主が京都から盛岡に釜師を招き、茶の湯釜をつくらせたのが始まりといわれます。以来、良質な原材料に恵まれたことや、藩が保護育成に努め各地より多くの鋳物師、釜師を召抱えたことで発展を続け、現在は盛岡の代表的な特産品となっています。中でも「南部鉄瓶」は一品ごとに手づくりで生産されている伝統工芸品で、世界的に評価が高まっています。本作品は1970年に岩手県で開催された「みちのく国体」を記念して南部鉄器協同組合が製作しました。