小松彩夏さんと旅する岩手

本州一の広さを誇る岩手県。広大な自然はもちろん、歴史や文化、そして「人」とのふれあいを体感できます。そんな岩手のあちこちに、岩手出身の女優・小松彩夏さんが出かけて来ました。7回に分けて、心が豊かになる旅をご紹介します。

漆の奥深さに触れ、温泉宿で心も温かに

第7回 二戸エリア

この連載では、岩手県出身の女優・小松彩夏さんが地元・岩手の各エリアで、自然や歴史、文化、人とのふれあいを楽しんだ旅を紹介しています。

~座敷わらし伝説の温泉宿へ~

幸せを運ぶ座敷わらし伝説。
お湯の良さも自慢の金田一温泉

浄法寺を離れて、金田一エリアへ。向かったのは、座敷わらし伝説の温泉宿「緑風荘」。小松さんは敷地内にある亀麿神社を参拝し、館内でオーナーの五日市洋さんから座敷わらし伝説の由来について聞きました。
「およそ670年前、天皇に仕える家柄の子息が敵軍から逃れ、北上する道中に病に倒れます。6歳で命を落とした子どもは亀麿(かめまろ)といい、『末代まで家を守り続ける』と言って息を引き取ったそうです。その後、守り神『座敷わらし』として奥座敷の槐の間にあらわれるようになり、その姿を見たり、不思議な体験をした人は、幸運に恵まれると伝えられています」。
槐の間には、亀麿の絵の他に、以前の建物の廃材を使った木彫りの座敷わらしも飾られています。

槐の間に飾られた亀麿の絵画を写真に収める小松さん。
槐の間に飾られた亀麿の絵画を写真に収める小松さん。スマホの待ち受け画面にすると、幸運が舞い込むという話も。
座敷わらし伝説の由来について語る、緑風荘オーナーの五日市洋さん。
座敷わらし伝説の由来について語る、緑風荘オーナーの五日市洋さん。

『おぼない旅館』も金田一エリアの人気の宿。自家源泉『玉の湯』は、開湯380年と金田一温泉内で最古の歴史を誇ります。弱アルカリ性のとろりとしたお湯の良さ、そして料理自慢の宿でもあります。
小松さんの前に並べられたのは、地元の食材をふんだんに使用した料理の数々。中でも目を引くのは、二戸特産の『短角牛』『佐助豚』『熟レ鶏』の3種。また、同旅館は魚屋も経営。鮮度の良さ、さらには料理人の腕の良さが光ります。

地元の季節の食材をふんだんに使用した料理の数々。
地元の季節の食材をふんだんに使用した料理の数々。合わせるお酒は、二戸の酒蔵『南部美人』がおすすめです。

翌日は、旅館の敷地内にある『YUDA BASE』を散歩することに。広々とした庭の中に、木組みの小屋とウッドデッキが用意されています。
「ここは、アウトドアが楽しめるプライベート空間です」と、支配人の大建宗徳さん。現在、客室と『YUDA BASE』とをセットにしたプランを構想中だそうです。
小松さんはウッドデッキでくつろぎながら、「自然を眺めながらコーヒーが飲めるなんて、贅沢ですね」とご満悦でした。

おぼない旅館の敷地内にある『YUDA BASE』。
おぼない旅館の敷地内にある『YUDA BASE』。ウッドデッキでドリンクを飲んだり、テントを張ってキャンプすることもできます。
基本情報
緑風荘
緑風荘
所在地
岩手県二戸市金田一長川41
電話
0195-27-2131
基本情報
おぼない旅館
おぼない旅館
所在地
岩手県二戸市金田一湯田43-5
電話
0195-27-2221
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