小松彩夏さんと旅する岩手

本州一の広さを誇る岩手県。広大な自然はもちろん、歴史や文化、そして「人」とのふれあいを体感できます。そんな岩手のあちこちに、岩手出身の女優・小松彩夏さんが出かけて来ました。7回に分けて、心が豊かになる旅をご紹介します。

歴史あるお寺を巡り、もち料理を堪能

第2回 一関・平泉・奥州エリア

この連載では、岩手県出身の女優・小松彩夏さんが地元・岩手の各エリアで、自然や歴史、文化、人とのふれあいを楽しんだ旅を紹介しています。

~あの世界文化遺産で、座禅を体験!~

絢爛豪華な「金色堂」や本堂など
見どころたっぷりの中尊寺

もちで腹ごしらえができたら、いよいよ世界文化遺産の中尊寺へ。
ここは嘉祥3年(850)に比叡山延暦寺の高僧・慈覚大師円仁によって開かれた寺で、12世紀の初めに藤原清衡公が、過去の戦で犠牲になったすべての生命の鎮魂と平和、「浄土」を伝えることを願って建立・再興したといわれています。
表参道である月見坂の両脇には、樹齢300年を越える杉の古木が連なり、厳かな雰囲気を醸し出しています。

老杉の木立の中を歩いていると、自然と神聖な気持ちに。
老杉の木立の中を歩いていると、自然と神聖な気持ちに。(小松さんは撮影用にマスクを外しています)

まずは本堂にお参り。
清衡公が建立した堂宇のほとんどはその後焼失してしまい、現存するのは金色堂以外すべて後に再建されたもの。
この本堂も1909年に再建されました。
本尊の両脇にある灯籠には、延暦寺で最澄が灯し、分けられた「不滅の法灯」が燃え続けています。

この中尊寺も前述の厳美溪も、小松さんにとってはふだんからよく訪れる身近な場所とのこと。
この中尊寺も前述の厳美溪も、小松さんにとってはふだんからよく訪れる身近な場所とのこと。(小松さんは撮影用にマスクを外しています)

中尊寺では座禅修業体験ができるというので、小松さんも挑戦。
僧侶の破石晋照さんから、姿勢や心構え、「座禅は、煩悩から一度離れて心を落ち着かせ、自分自身を見直すことが目的」といった説明を聞いたあと、三礼(仏・法・僧への挨拶)や懺悔文(座禅前に自分自身を振り返り、反省する)などをお唱えし、座禅を始めます。
姿勢が悪くなった時や心が落ち着かない時に禅杖(ぜんじょう)で肩を打ってもらう、という体験もさせてもらいました。
「痛いというイメージがありドキドキしましたが、全然痛くなかったのでホッとしました」と小松さん。
心なしか、気持ちがすっきりしたよう!?

中尊寺の座禅体験は説明なども入れて60分。
中尊寺の座禅体験は説明なども入れて60分。換気を行い、人数制限をもうけて実施しているので、安心です。

その後、広い境内をめぐり、最後に向かったのは国宝建造物第一号に指定されている金色堂。
創建当初から唯一残る建物で、まばゆいほどの輝きと気品は観る人を圧倒します。
訪問時は修復作業中でしたが、見学は可能。
夜光貝を使った螺鈿細工や象牙、宝石などで飾られた内陣、須弥壇に鎮座する様々な仏像などに、小松さんも思わずため息をもらしていました。

金色堂を覆う覆堂の前で。
金色堂を覆う覆堂の前で。「何度観てもすごい。岩手の誇りです」と小松さん。(小松さんは撮影用にマスクを外しています)
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