何度も行きたい青森

本州の最北に位置する青森県。大自然や悠久の歴史を堪能できる一方、上質な温泉や個性的な食、おしゃれスポットなども楽しめます。ここでは、何度行っても楽しい魅力的な旅のコンテンツをエリア別に6回に分けてご紹介します。

アウトドア派も国宝好きも、魚介目当ても満足

第2回 八戸エリア

この連載では、青森のエリア別に魅力的な旅のコンテンツを紹介しています。

~祈りか出産スタイルか!?ユニークなポーズの国宝土偶~

国宝土偶や先史時代の漆製品など
希少な展示品に興奮!

青森県内には3つの国宝がありますが、それらすべてが八戸市内にあります。
その1つを所蔵するのが、『八戸埋蔵文化財センター 是川縄文館』。
隣接する是川遺跡などの縄文遺跡や埋蔵文化財の調査・保存管理・整備活用などを担う施設です。
お目当ての国宝は、縄文時代後期後半(約3500年前)の風張1遺跡の出土品である「合掌土偶」。
その名のとおり正面で手のひらを合わせ、膝を立てて座ったポーズの土偶です。
国宝に指定されている土偶は全国に5体ありますが、そのうちこれは唯一の座像なのだとか!
祈りの姿勢もしくは出産の様子を表していると考えられています。

両足の付け根などが割れており、その割れ口にはアスファルトが付着。縄文人が、アスファルトを通じた交流を行い、修復する技術を持っていたことがわかります。
両足の付け根などが割れており、その割れ口にはアスファルトが付着。縄文人が、アスファルトを通じた交流を行い、修復する技術を持っていたことがわかります。

同館の2階の常設展示室には、前述の土偶も含め約600点の出土品が展示されており、その8割以上が重要文化財です。
出土品は是川遺跡の漆製品、土器、石器などで、中でも漆製品やそれに関する道具などは全国的にも希少。
しかも同館の漆の展示コーナーは、先史時代のものとしては世界唯一といっても過言ではないものだそうです。
また、全体的に完全な形のものが多い点も是川遺跡の出土品の特徴。
数々の貴重な展示品に、歴史好きはもちろんそうでなくても、テンションが上がります。

「縄文の美と謎を探る」をテーマにした常設展示室。
「縄文の美と謎を探る」をテーマにした常設展示室。

館内には体験コーナーもあり、参加人数を制限しながら開催しています。
他にコロナ対策として、入場時の連絡先記入、八戸市独自の行動管理サービス「CODE(コード)8」の導入、入場人数制限などに取り組んでいます。

日曜日に「勾玉づくり」などを実施している体験コーナー。
日曜日に「勾玉づくり」などを実施している体験コーナー。3密回避に配慮しています。
常設展示室内の「縄文くらしシアター」でも席数を減らしています。
常設展示室内の「縄文くらしシアター」でも席数を減らしています。
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