八戸で3つの国宝を巡りながら、
所蔵施設「是川縄文館」「櫛引八幡宮」の特別企画を体験!
青森が誇る3つの国宝、「合掌土偶」「赤糸威鎧」「白糸威褄取鎧」。
そのすべてが、八戸市にあります。
それらを所蔵する「是川縄文館」と「櫛引八幡宮」では、東北DC期間中、ふだん体験できない特別企画を開催。
見学・体験の合間には、八食センターで鮨や郷土料理を味わうのがおすすめです。
学芸員の「お仕事」もわかる
「バックヤードツアー」
国宝「合掌土偶」を所蔵する是川縄文館は、世界遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つ「是川石器時代遺跡」に隣接しています。
合掌土偶は是川遺跡から少し離れた風張1遺跡から出土した、約3,600年前の縄文時代後期の土偶。
同館ではそれ以外にも、縄文時代の漆器など多数の貴重な重要文化財を展示しています。
- 本記事の企画内容は予告なく変更される場合があります。
- バックヤードツアーに国宝の観覧は含まれません。
開館10周年の節目を迎える同館では、東北DC特別企画として、学芸員のガイドによる「バックヤードツアー」を実施します。
これは、ふだん非公開の収蔵庫や作業室、研究室などを、学芸員が説明しながら案内する企画。
発掘した出土品に薬品処理などをほどこす「保存科学室」、報告書に掲載するため出土品の写真を撮影する「写真撮影室」、発掘現場でとった遺跡の測量データや図面を製図する「図面整理室」などの各部屋を見学すると、発掘調査後の仕事が多岐にわたっていることがよくわかります。
INFORMATION
是川縄文館
- 住所
- 八戸市大字是川字横山1
- 電話
- 0178-38-9511
- ツアー実施日
- 7月17日(土)、18日(日)
- 定員
- 20名
- 料金
- 入館・ツアーは無料
- バックヤードツアーに国宝の観覧は含まれません。展示(国宝含む)をご覧になる場合は別途料金がかかります。
- 時間など詳細はホームページを確認
ガイド付き「ナイトツアー」で
国宝館や幻想的な境内を巡る
鎌倉時代に八戸の礎を築いた南部氏の総鎮守「南部一之宮 櫛引八幡宮」。
ここには、鎌倉時代の鎧「赤糸威鎧」と南北朝時代の鎧「白糸威褄取鎧」の2つの国宝があります。
所蔵している「国宝館」をはじめ境内には、ふだん夜の時間帯に入ることはできませんが、東北DC期間中は特別に夜限定の「ナイトツアー」を開催。
神主さんや巫女さんが説明しながら、国宝館や社殿、境内を案内してくれます。
櫛引八幡宮では、慶安元年(1648年)に28代重直公が造営した本殿、旧拝殿、正門などが国の重要文化財に指定されており、これらも見どころです。
特に、本殿の屋根の曲線や河童の伝説を伝える彫刻は必見。
神社の歴史や建築の特徴などを神主さんや巫女さんがわかりやすく説明してくれるのも、ナイトツアーならではといえます。
また、ライトアップされた境内はとても幻想的。
この機会にぜひ体験してみませんか。
INFORMATION
櫛引八幡宮
- 住所
- 八戸市大字八幡字八幡丁3
- 電話
- 0178-27-3053
- ツアー実施日
- 7月~9月の土日曜・祝日
- 時間
- 19~20時
- 料金
- 国宝館入館料のみ
にぎり鮨と「せんべい汁」で
八戸自慢の味を満喫
旅の大きな楽しみの一つ、「食」。
魚介、肉、野菜、お菓子と多彩な食材・食品が並ぶ「八食センター」を訪ねました。
館内で購入した魚介類や肉を炭火焼きで楽しめる「七輪村」が有名ですが、今回は飲食棟「厨スタジアム」内の「勢登鮨」へ。
にぎり鮨はもちろん、定食や丼もの、ラーメン、そば・うどんなど幅広いメニューが揃っています。
INFORMATION
勢登鮨
- 住所
- 八戸市河原木字神才22-2 厨スタジアム内
- 電話
- 0178-28-9300
- 営業時間
- 9~18時
- 定休日
- 水曜