2016年11月12、13日に行われた「講道館杯　全日本柔道体重別選手権大会」の結果、−70kg級の前田奈恵子選手が、全日本強化選手に選出され、12月2日（金）〜4日（日）に、千駄ヶ谷駅前にある東京体育館にて開催される、「グランドスラム東京2016」に日本代表として出場することが決定いたしました。

なお、前田選手は3日（土）に出場いたします。
世界の強豪と戦う選手を日本で応援できる機会はこの大会しかございませんので、ぜひとも前田選手の応援に足を運んでいただければと思います。 沢山の方の応援をお待ちしております。よろしくお願いいたします！！

【グランドスラム東京とは】

グランドスラムとは、オリンピック、世界選手権、ワールドマスターズに次ぐランクの高い大会であり、オリンピックに出場するためのランキングポイントを獲得することが出来る大会です。

元々、日本では男子の大会である「嘉納治五郎杯　国際柔道大会」と、女子の大会である「福岡国際女子柔道選手権大会」という2つの国際大会を開催していましたが、その2大会を統合し、「東京ワールドグランプリ」として男女共同で開催するようになりました。

その後、国際柔道連盟は各国際大会にランク付けをして、その大会ランクと大会での順位を基にポイントを設定し、獲得したポイントによって選手の総合順位をつける「ランキング制度」を導入しました。

その際、東京ワールドグランプリもランク付けをされ、最高ランクの「グランドスラム」となったので、名称を変更し「グランドスラム東京」となりました。

JR東日本女子柔道部 柔道場『竢成館（しせいかん）』の完成記念式典を行いました。

東京都品川区に建設中であった柔道場がこのほど完成し、平成28年10月21日（金）に柔道場『竢成館』の完成記念式典を行いました。
柔道場の名前の由来は、柔道の創始者である嘉納治五郎先生の残した書の中にある盡己竢成（じんきしせい）という言葉から2文字いただきました。
盡己竢成とは、『己を盡くして成るを竢つ（おのれをつくしてなるをまつ）』すなわち、自分自身で努力をして、あとは成功するのを待つ、という意味です。
この言葉は、やるべきことをしっかりとやって、あとは成功するのを待つのみというJR東日本女子柔道部の理念に一致することから、竢成館といたしました。

当日は全日本柔道連盟の皆様を始め、実業団、大学・高校の関係者等、日頃お世話になっているたくさんの皆様方にご出席いただきました。
式典では、貝沼選手・松延選手による投の形（なげのかた）や、笠原選手・五味選手による柔の形（じゅうのかた）の演武などを披露いたしました。

これからはこの道場を拠点とし、選手一同さらなる精進を重ねて参りたいと思いますので、引続き応援のほど宜しくお願いいたします。

10月10日（月）〜15日（土）の6日間にわたり、山梨学院大学にて合宿を行いました。

今回の合宿は、来月の講道館杯に向けた対策を目的とし、試合を意識した練習に取り組むため、全日本学生大会において常に上位を独占する強豪校の山梨学院大学にお願いしました。おかげさまで質の高い激しい稽古を行うことができ、大変充実した合宿となりました。

講道館杯でこの合宿の成果を発揮できるよう、引き続き稽古に励んで参りますので、今後とも応援のほど宜しくお願いいたします。

8月3日（水）、JR東日本本社で企画しているファミリーデーにおいて、女子柔道部による柔道体験教室を開催いたしました。
ファミリーデーとは、日ごろお父さん、お母さんがどのような場所で仕事をしているのか見てみよう！という家族参加型のイベントです。
ファミリーデーでは職場案内のほかに、各部署がブースごとに分かれて、子供たちに会社をより身近に感じてもらい、楽しんでもらうイベントも開催しています。その中のイベントの一つとして、女子柔道部の体験教室を開催いたしました。

柔道着を着て記念撮影をしたり、選手たちの迫力のある技を目の前で見たり、実際に選手に技を掛けてみたりと沢山の子供たちに柔道にふれあってもらいました。
中には選手の技の迫力にびっくりしたり、怖くて泣いてしまった子もいましたが、体験後に「楽しかった！」と笑顔で言ってくれたり、「もう一回やりたい！」と再び会場を訪れてくれる子もいて、終始盛況の中イベントを行うことが出来ました。
来場してくださった皆様に、この経験を通して柔道をより身近に感じていただき、興味を持っていただければ幸いです。

今月末には全日本実業柔道個人選手権大会が開催されます。
ひとつでも上を目指して、これからも稽古に励んでまいりますので、引き続き応援の程よろしくお願いいたします。

7月30日（土）、JR東日本女子柔道部による柔道教室を山形県で開催いたしました。
地域貢献の一環として毎年取り組んでいる柔道教室ですが、昨年の石巻に続く第2回目となった今回は、山形県山辺町の『山辺町武道館』をお借りして開催いたしました。この武道館は過去に国体も行われた由緒ある武道館です。
今回は山形県内を中心に小中学生約300名の申し込みがあり、大変大規模な柔道教室となりました。
参加者を100名ずつの3グループに分け、内股、大内刈り、背負い投げといった技のコツを子供たちに伝授しました。その後、教えた技を確かめるように、乱取り（実際に技を掛け合って組む練習）をみんなで行いました。
当日は暑い中での開催となりましたが、子供達にとって夏休みの良い思い出となれば幸いです。また、選手も子供達からたくさんの笑顔とパワーをもらって元気が出ました。
午後からは近くにある高校にお邪魔して、今度は地元の高校生を対象に技の講習会を行いました。
8月末には、いよいよ全日本実業団の個人戦が開催されます。良い結果が残せるよう頑張りますので、引き続き応援の程よろしくお願いいたします。

7月25日（月）〜29日（金）の5日間にわたり、仙台大学にて合宿を行いました。
今回の合宿は、8月末に開催される全日本実業柔道個人選手権大会に向けた強化を目的に掲げました。
練習は早朝から始まり、朝は近隣の公園にて仙台大学の学生と一緒に坂道や階段を活用したランニングトレーニングや、大学の陸上トラックを借りての中距離走などを行いました。
午前中は大会に向けて、対戦するかもしれない選手の対策や技術の確認を中心に取り組み、午後からは午前中に行った対策等を念頭に置きながら、仙台大学の学生や同じく合宿に参加していた高校生らを相手に実戦練習を行いました。
また、合宿2日目の練習後には、仙台大学が行っている少年柔道にも参加させていただき、地域の子どもたちと一緒に汗を流しました。
暑い中、一生懸命に稽古に励む子どもたちから私達も元気をもらいました！
今回は心技体ともに、とても充実した合宿となりました。
お世話になりました仙台大学の皆様に感謝し、これからもチーム一丸となって稽古に励みたいと思います。

大崎駅から徒歩10分程度のところに現在建設中の、JR東日本女子柔道部の柔道場を見学してきました。
2月の安全祈願祭の時には何も無なかった場所に、今ではしっかりとした建物の躯体が出来上がっていました。
最初に現場の方から施工内容についてお話しを聞き、その後どこにどのような部屋が出来るのか、ひとつひとつ丁寧に説明をしていただきながら内部を見学しました。
色々な人の手によって建設されている柔道場を見て、また一段と稽古に励まなければと、やる気が湧いてきました。
柔道場完成まで、あと約2か月半。新道場で稽古できる日を選手一同楽しみにしながら、これからも頑張って参りたいと思います。

5月24日（火）〜27日（金）まで、白鴎大学足利高等学校にて合宿を行いました。
今回の合宿は、全日本実業柔道団体対抗大会前の合宿ということで、朝はランニングトレーニング、午前中は組手などの細かい技術の研究を行い、午後は高校の練習に参加させていただきました。
朝のトレーニングでは200ｍダッシュや229段の階段を駆け上がるといった負荷の強いメニューを行い、午後の練習では力の強い男子高校生を相手に練習に取り組むなど、試合に向けてしっかりと追い込んだ稽古が出来ました。
また、近くにある昭徳館道場にもお邪魔し、地元の中学生とも練習を行いました。
6月11日（土）より、いよいよ全日本実業柔道団体対抗大会が開催されます。チーム一丸となって頑張りますので、引き続き応援の程よろしくお願いいたします。

5月2日（火）〜5日（木）まで、自衛隊体育学校朝霞駐屯地にて行われた、女子合同合宿に参加させていただきました。
今回の合宿は、実業団、大学、高校の各女子柔道選手たちが一堂に会し、参加者は300人を超え、とても充実した良い練習ができました。午前、午後の2回、約3時間に亘る激しい稽古で、それぞれの課題を克服する非常に良い機会となりました。
6月上旬には実業団の団体対抗大会が控えております。今回の合宿の成果を試合で発揮できるよう一層稽古に励んで参ります。引き続き応援の程よろしくお願いいたします。

3月15日（火）〜17日（木）まで、帝京大学にて合宿を行いました。
今回の合宿では、午前中は寝技・立ち技を中心に柔道の稽古を行い、午後からはランニングやラダーを使ったトレーニングを行いました。
練習では試合で対戦するであろう相手を想定して動いたり、最後まで技を掛けきる、投げきることを意識したりと、より実践的な稽古を行うことが出来ました。
今回は外国人選手や他の実業団選手も出稽古に来ていたということもあり、さらに質の高いものとなりました。
今回の合宿の成果をしっかりと試合で発揮できるように頑張りたいと思いますので、引き続き応援の程よろしくお願いいたします。

3月14日（月）、守屋朋子さんをお招きし、ストレッチ講座を開催いたしました。
守屋さんは新国立劇場バレエ団のダンサーとして活動されながら、バレエスクールで講師をされております。今回の講座では、呼吸の方法や体の動かし方を意識したストレッチなどを教えていただきました。
ただ呼吸をする、ただ身体を伸ばすのではなく、動く方向や順番、呼吸を意識することで、いつもより深くストレッチをすることが出来たり、ほんの少しの体の傾きを直すことで可動域が広がるということを体験しました。教わったことを実践することで、今までいかに大まかにストレッチをしていたか、ということがよく分かりました。
これからは練習の前後に教わったストレッチを実践し、パフォーマンスの向上やコンディショニング調整をしっかり意識して取り組んでいきたいと思います。
ありがとうございました。

JR東日本女子柔道部の報告会が3月10日（木）、JR東日本本社ビル内で行われました。
報告会には、清野智会長、冨田哲郎社長はじめ役員、幹部やグループ会社の代表の方など約150人が出席いたしました。
一ノ瀬俊郎常務・事業創造本部長（同女子柔道部会長）のごあいさつのあと、唐澤朝徳厚生部長（同部部長）より、今年度の戦績などの報告を行いました。
冨田社長からは「女子柔道部は発足以来、着実に力を付けていると思う。これから世界の舞台で当社、そして日本の代表として活躍できるよう、今後もグループ一体で応援していきたい」とのお言葉をいただきました。
この後、各選手が今後の抱負を語り、今年度で現役を引退する白石のどか選手にジェイアール東日本スポーツの岩�ｱ伊佐雄社長（同部後援会副会長）から花束が贈呈されました。
また、深澤祐二副社長（同部後援会会長）からは「一層の飛躍を期待しているので、これからもしっかり稽古して頑張ってほしい」と激励されました。
行徳祐二監督は「結果を残してJR東日本の名を広めることが会社への最高の恩返しとなる。皆さんに良い報告ができるよう、選手一同精進を重ねる」と決意を表明しました。
福見友子コーチも「良い結果を残せるよう、また選手がそれぞれの目標を達成できるよう、しっかりとサポートしていきたい」と述べ、今後のさらなる活躍を誓いました。
最後にジェイアール東日本都市開発の出口秀已社長（同部後援会副会長）が「女子柔道部の活躍を今後も見守っていきたい」と締めくくりました。

これからも女子柔道部の応援を宜しくお願いいたします。

2月15日（月）〜20日（土）まで、山梨学院大学にて合宿を行いました。
今回の合宿では、試合が近づいてきているということもあり、組手の技術や、技をかけるタイミング、技をかける方向などきめ細かな課題や対戦相手への対策を意識して練習を行いました。
一人ひとりが自分のやるべきことをしっかりと考えて行動することができ、内容の濃い合宿となりました。
3月に入り、これから試合が続いて行くので、怪我をしないよう気をつけ稽古に励んで参ります。

2月8日（月）、日本体育協会の鈴木なつ未さんをお招きし、コンディショニング講座を開催いたしました。鈴木なつ未さんは女性スポーツ医学の専門家で、日本オリンピック委員会の強化スタッフとして柔道やスピードスケートなどの競技に関わり、現在は日本体育協会スポーツ科学研究室の研究員としても活躍されている方です。今回は女性アスリートのコンディショニングということで、女性特有の悩み等について学びました。
ホルモンの影響による怪我との関係性等、柔道に限らず様々なアスリートのデータをもとにわかりやすく説明して頂きました。柔道競技に減量はつきものですが、過度な減量や栄養バランスの偏りが原因で疲労骨折するケースは多いようです。また、摂取エネルギーより消費エネルギーが多すぎて骨粗鬆症になってしまうケースもあることを学びました。
質疑応答の中では、選手自身の現状を伝え、具体的な解決策を教えていただく場面もありました。
今回学んだことを今後の競技生活に活かし、日々コンディショニングを整え、試合で最高のパフォーマンスが発揮できるようにしていきたいと思います。
ありがとうございました。

東京都品川区の社有地に柔道場建設が決まり、「大崎柔道場（仮称）」の建設工事着手に先立ち、2月3日（水）午前11時から安全祈願祭を行いました。安全祈願祭には選手も全員出席。初めて見る建設予定地を目の当たりにし、「いよいよここに柔道場が出来るんだ！」と強い実感が湧いてきました。

柔道場建設は部の悲願であり、これまでたくさんの人達が携わりそして支えてくださった結果、ここに柔道場を建てていただけるのだと思うと、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。これからも感謝の気持ちを忘れず稽古に励みたいと思います。
ここを今後の活動拠点とし、国内外の強豪選手と合同稽古などを行い強化に努めて参ります。
なお完成は今年10月末の予定です。

岡山県にある環太平洋大学で強化合宿を行いました。
同大学は、全日本学生柔道選手権大会や世界選手権大会に出場する選手を抱える強豪校です。
早朝はランニング、午前中はウェイトトレーニング、午後は柔道という３部練で行いました。

早朝のラントレでは、長く急な坂道や階段をダッシュして足腰を鍛え、午前中のウエイトトレーニングでは強化するべきところを考えながら各自で取り組みました。
午後からは組手や技のかけ方や入り方など、技術的な部分をコーチに指導をしてもらいながら、学生と激しい稽古を行いました。
とても厳しい合宿でしたが、充実したものとなりました。

1月18日（月）、日本スポーツ振興センターの上村香久子さんをお招きし、栄養講座を開催いたしました。
上村さんはロンドンオリンピックの柔道女子日本代表選手の栄養指導などの支援活動を行い、ロンドンにも同行されました。
当部の福見コーチと親交が深いということもあり、このたび講座の開催が実現いたしました。
現在、上村さんはマルチサポート事業　ニュートリション（柔道）のスタッフとして、2016年のリオデジャネイロ・オリンピックで日本の柔道選手のメダル獲得に向けた食事トレーニング指導を行っております。
今回の講座では、食事もトレーニングの一環であるという、トップアスリートにおける食事の重要さや減量など、基礎的なことを中心にお話をいただきました。栄養面のサポートをすることで選手の勝利に貢献している上村さんのお話しに、選手たちは熱心に聞き入りました。
講座終了後は多数の質問があり、選手個々に対していろいろなアドバイスを行っていただきました。
今回、選手たちは柔道競技における食事（栄養）の重要さを学び、様々な知識を増やすことができました。今後の競技生活に役立てていきたいと思います。ありがとうございました。

明けましておめでとうございます。
昨年はたくさんの応援をありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

1月8日（金）、武道の神様である「武甕槌大神」が祭られております鹿島神宮において、今年出場する全ての試合で良い結果が残せるよう、柔道部全員で必勝祈願を行って参りました。
現在、部員は3月6日の皇后杯予選、4月2日〜3日の全日本選抜体重別選手権に向け、年始から激しい稽古に取り組んでおります。
今後とも女子柔道部の応援をどうぞよろしくお願いいたします。