6月13日(金)〜20日(金)2025年ブダペスト世界柔道選手権大会
場所:ハンガリー
本大会は、国際柔道連盟が主催する柔道ワールドツアーの中でも最高峰に位置づけられており、オリンピックに次ぐ権威ある大会となっております。
JR東日本からは、日本代表として4名の選手が出場いたしました。
48kg級代表の古賀若菜選手は、初戦から順調に勝ち上がりましたが、準々決勝戦、有効を2つリードしながらも、指導3の反則により敗退。その後の敗者復活戦を勝ち上がり、3位決定戦でフランスのシリーヌ・ブクリ選手に対し、組手で制し大内刈(有効)で勝利を収め、銅メダルを獲得いたしました。
52kg級代表の大森生純選手は、初戦の2回戦、3回戦を寝技で勝ち上がりましたが、準々決勝戦、有効を奪われ敗退。その後の敗者復活戦は勝ち上がりましたが、3位決定戦でドイツのマシャ・バルハウス選手に延長戦の末に敗れ、第5位となりました。
70kg級代表の田中志歩選手は、攻めの姿勢で勝ち進み、準々決勝戦ではパリ・オリンピック2位のドイツのミリアム・ブートケライト選手に優勢勝ち、準決勝ではスペインのアイ・ツノダ=ロウスタント選手に優勢勝ちで決勝戦に進みました。決勝戦では、クロアチアのララ・ツヴェツコ選手との対戦となり、延長戦の末、大外落(有効)により勝利。悲願の初優勝となりました。
大会最終日の男女混合団体戦に出場した70kg級の寺田宇多菜選手は、4戦全勝で日本チームに貢献するも、日本チームは第3位。銅メダルとなりました。
大会を通し、たくさんの応援をありがとうございました。
今後も試合が続いてまいります。引き続き応援の程、よろしくお願いいたします。
古賀選手表彰式
古賀選手
大森選手
田中選手表彰式
田中選手
男女混合団体戦表彰式
寺田宇多菜選手
試合結果
48s級 古賀 若菜 第3位
2回戦 | 古賀 若菜 | ○送襟絞△ | KOSZEGI, Rebeka Rita(ハンガリー) |
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3回戦 | 古賀 若菜 | ○足車△ | BEDIOUI Oumaima(チュニジア) |
準々決勝戦 | 古賀 若菜 | △反則(指導3)○ | ABUZHAKYNOVA Abiba(カザフスタン) |
敗者復活戦 | 古賀 若菜 | ○大外刈(技有)△ | BABULFATH Tara(スウェーデン) |
3位決定戦 | 古賀 若菜 | ○大内刈(有効)△ | BOUKLI Shirine(フランス) |
52kg級 大森 生純 第5位
2回戦 | 大森 生純 | ○後袈裟固△ | JANG Seyun(韓国) |
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3回戦 | 大森 生純 | ○崩上四方固△ | ZHANG Yuanli(中国) |
準々決勝戦 | 大森 生純 | △引込返(有効)○ | TORO SOLER Ariane(スペイン) |
敗者復活戦 | 大森 生純 | ○崩上四方固△ | PUPP Reka(ハンガリー) |
3位決定戦 | 大森 生純 | △GS帯取返○ | BALLHAUS Mascha(ドイツ) |
70s級 田中 志歩 第1位
2回戦 | 田中 志歩 | ○反則(指導3)△ | SCHUSTER Kaja(スロベニア) |
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3回戦 | 田中 志歩 | ○GS隅落(技有)△ | PINA Tais(ポルトガル) |
準々決勝戦 | 田中 志歩 | ○横四方固(有効)△ | BUTKEREIT Miriam(ドイツ) |
準決勝戦 | 田中 志歩 | ○払腰(有効)△ | TSUNODA ROUSTANT Ai(スペイン) |
決勝戦 | 田中 志歩 | ○GS大外落(有効)△ | CVJETKO Lara(クロアチア) |
男女混合団体戦 日本 第3位
1回戦 | 日本 | 4−0 | オーストリア |
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寺田 宇多菜 | ○GS反則(指導3)△ | DENGG Elena | |
準々決勝戦 | 日本 | 4−2 | ウズベキスタン |
寺田 宇多菜 | ○大外落△ | RAZZOKBERDIEVA Khurshida | |
準決勝戦 | 日本 | 2−4 | ジョージア |
寺田 宇多菜 | ○GS内股すかし△ | TCHANTURIA Mariam | |
3位決定戦 | 日本 | 4−0 | ブラジル |
寺田 宇多菜 | ○GS背負投△ | SILVA Rafaela |