5/19(日)〜24(金) 2024年アブダビ世界選手権大会
場所:アラブ首長国連邦
本大会は、国際柔道連盟が主催する柔道ワールドツアーの中でも最高峰に位置づけられており、オリンピックに次ぐ権威ある大会となっております。
JR東日本からは、日本代表として過去最高となる3名の選手が出場いたしました。
48kg級代表の古賀若菜選手は、初戦から強さを発揮し勝ち上がりましたが、3回戦、相手を担いで投げたところ、頭から畳に落ちるような危険な状態での投げ技(ヘッドダイブ)と判定され、反則負けにより3回戦敗退となりました。
52kg級代表の大森生純選手は、初戦から得意の投技で勝ち上がりましたが、3回戦、東京オリンピック3位のオデット・ジュッフリダ選手(イタリア)に果敢に攻め込むも、出足払で技有を奪われ、惜しくも敗退となりました。
70kg級代表の田中志歩選手は、攻めの姿勢で準々決勝戦まで勝ち進みましたが、優勝したマルゴ・ピノ選手(フランス)に対し延長戦の末、反則の累積により敗退。その後の敗者復活戦、3位決定戦では、気持ちを切り替え勝負に徹し、3位に入賞、銅メダル獲得となりました。
大会最終日の男女混合団体に出場した70kg級の田中選手は、決勝戦で個人戦でも対戦したマルゴ・ピノ選手との再戦となりました。田中選手のペースで優位に試合を進めるも、またしても反則の累積により敗退となりました。日本チームは4−1でフランスに勝利し、世界選手権7連覇を達成いたしました。
大会を通して、現地アブダビでも大きな声援を送っていただきました。また、日本からもたくさんの応援をありがとうございました。
今後も試合が続いてまいります。引き続き応援の程、よろしくお願いいたします。
古賀若菜選手
大森生純選手
田中志歩選手
田中志歩選手表彰式
団体戦 田中志歩選手
団体戦 日本チーム
試合結果
48s級 古賀 若菜 3回戦敗退
2回戦 | 古賀 若菜 | 〇横四方固△ | SALENS Ellen(ベルギー) |
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3回戦 | 古賀 若菜 | △反則〇 | FERREIRA Natasha(ブラジル) |
52kg級 大森 生純 3回戦敗退
1回戦 | 大森 生純 | 〇合技(小外刈・横四方固)△ | CORDONES Lilian(パナマ) |
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2回戦 | 大森 生純 | 〇合技(足車・小外刈)△ | KADAMBOEVA Sita(ウズベキスタン) |
3回戦 | 大森 生純 | △技有(出足払)〇 | GIUFFRIDA Odette(イタリア) |
70s級 田中 志歩 3位
2回戦 | 田中 志歩 | 〇合技(一本背負投・内股)△ | DE VOOGD Margit(オランダ) |
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3回戦 | 田中 志歩 | 〇GS指導3△ | TSUNODA ROUSTANT Ai (スペイン) |
準々決勝 | 田中 志歩 | △GS指導3〇 | PINOT Margaux(フランス) |
敗者復活戦 | 田中 志歩 | 〇合技(浮落・崩袈裟固)△ | PEDROTTI Irene(イタリア) |
3位決定戦 | 田中 志歩 | 〇合技(内股・横四方固)△ | WILLEMS Gabriella(ベルギー) |
男女混合団体 日本 1位
準々決勝 | 日本 | 4−0 | ドイツ |
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田中 志歩 | 日本チーム4勝で決着がついたため、田中選手出場なし | ||
準決勝 | 日本 | 4−1 | ウズベキスタン |
田中 志歩 | 田中選手出場なし | ||
決勝 | 日本 | 4−1 | フランス |
田中 志歩 | △GS指導3〇 | PINOT Margaux(フランス) |