6月30日（金）〜7月2日（日）、中国のフフホト（内モンゴル自治区）にて開催された柔道グランプリ大会に、日本代表として前田奈恵子選手が出場し、優勝いたしました。
前田選手は柔道ワールドツアー初タイトルとなります。

前田選手の初戦の相手は世界ランキング20位であり、2017年グランドスラム・エカテリンブルグで準優勝したロシアの強豪選手。持ち前の積極的な攻めで、相手に指導が3つ与えられ、反則勝ちを収めました。

続く2回戦は韓国の選手。得意の大外刈りが決まって技ありのポイントを奪い、そのまま抑え込んで一本勝ちしました。

準決勝の相手は、2017年グランドスラム・バクー3位、世界ランキング７位の強豪であり、今大会第一シードでもあるクロアチアの選手。この試合も主導権を握った前田選手が、相手から指導3つを奪って反則勝ちを収めました。

決勝戦は、世界ランキング16位、2017年アジア選手権で準優勝し、リオデジャネイロオリンピックに出場した経験を持つ韓国の強豪選手。波に乗る前田選手は、終始有利に試合を展開し、指導3を奪って勝利。見事金メダルを獲得しました。