「入職したら、どんな仕事をするのかな?」「どんな人と一緒に働くことになるのだろう…」
コメディカルスタッフが自分の仕事のこと、同僚との関わり、自分を成長させるために工夫していることや意識していることなどについて本音で語り合いました。
参加スタッフの紹介
- TJさん / 40代・男性
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2002年入職 / 薬剤部 治験事務局所属 薬剤師 / 臨床試験に関する事務作業全般に従事
- YSさん / 40代・女性
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2005年入職 / 臨床検査科 生理機能検査室所属 臨床検査技師 / 心電図やエコーなどの生理検査を担当
- YMさん / 40代・女性
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2007年入職 / 臨床工学室所属 臨床工学技士 / 医療機器の保守・点検を担当(医療機器安全管理責任者)
- TMさん / 40代・男性
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2008年入職 / リハビリテーション科所属 理学療法士 / 主任医療技師として管理業務にも従事
- UTさん / 30代・女性
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2009年入職 / 放射線科 放射線治療所属 診療放射線技師 / 放射線治療を担当(放射線治療専門技師)
- TSさん / 30代・女性
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2020年入職 / 事務部 医事課所属 社会福祉士・精神保健福祉士 / 医療ソーシャルワーカーとして患者さまの相談支援に従事
どのようなお仕事なのか教えてください。
薬の臨床試験を実施するにあたり、関係者の調整や連携を図り、計画通りに進んでいるかを確認するような業務をしています。ホームページに掲載している「おくすりだより」も作っていて、一般の方が疑問に思うテーマを取り上げています。
以前は、検体検査をやっていて、血液検査や栄養サポートチーム、糖尿病のチーム医療に関わっていました。昨年から、心電図やエコーなど患者さまの身体を直接調べる検査を担当しています。
院内にあるすべての医療機器を一元管理する業務の責任者をやっています。各診療科など他部署との連携が必要なので、コミュニケーション力を評価していただいたのかなと思っています。
急性期病棟と地域包括ケア病棟のリハビリテーションを担当しています。主任医療技師として管理業務もやっていて、患者さまだけでなくスタッフの満足度向上も意識しています。
大学病院レベルの高精度放射線治療ができる環境で働いています。仕事と治療を両立したい患者さまのために、放射線治療の枠にとらわれず、改善策を日々考えています。
社会福祉の専門職として、患者さまやご家族の相談支援をするのが私の仕事です。医療的・社会的制度や社会資源の活用提案や、転院・入所先との調整などをしています。当院へ転院したいというご相談もあります。
JR東京総合病院のどんなところが良いと感じていますか?
放射線科の強みは診断と治療の両方に関われることです。院内の技師同士だけでなく、関連施設の技師とも定期的に情報交換をしているので、幅広い知見も得られます。
幅広い知見が得られるのは、リハビリテーション科も同じです。急性期・回復期・地域包括ケア病棟があり、診療科もそろっているため、多様な患者さまに関わることができ、専門性の幅が広がります。
幅の広がりについて、医療ソーシャルワーカーとしても同じことを感じます。仕事柄、他部署と連携することが多いのですが、問題解決に向けた意見交換がしやすいですよね。
スタッフ同士、とても仲が良いと思います。「おはよう」といったあいさつや、「ありがとう」といった感謝の言葉が頻繁に行き交う気持ちよい職場です。
まじめで教え好きなスタッフも多いですよね。仲間にいろいろなことを教えてもらっています。大きすぎず、小さすぎず、ほどよい規模感で柔軟さもあるし、新しいことにもチャレンジできる職場ですね。
臨床工学室のスタッフは明るい人ばかりで、学会参加や資格取得も積極的です。ついでに言うと、休暇の申請も積極的。患者さまの生命に関わる医療機器を扱う緊張感が高い業務を担っているからこそ、休むことも大事です。
JR東京総合病院のどんなところが良いと感じていますか?
医療機器は毎年新しいものが出てきて、管理が大変なので、すべての医療機器を一元管理するシステムを作りたいです。今は各部署からヒアリングし、どんなものを構築すればいいのか模索中です。
いずれAIやロボットが調剤などを担うと思います。そうなったときでも存在価値を示せるように、患者さまに寄り添う服薬指導や医師や看護師とのチーム医療など、薬剤師にしかできないことに積極的に取り組んでいきたいです。
私は、ソーシャルワーカーとして患者さんが安心して治療に専念できる環境を整え、退院後も安心して地域で暮らせるように、もっと地域のことを知り、病院と地域のパイプ役のような存在になりたいです。
私は、患者さまに対し、以前携わっていたチーム医療で得た知識も踏まえた広い視点をもって説明できる技師になりたいです。当院にはこれまでのキャリアを生かしながら、新たなキャリアを積める土壌があると感じています。
いろいろな患者さまがいるので、自分の方向性を見つけたり、極めたりができる職場でもありますよね。私は糖尿病による切断患者のリハビリに興味をもち、糖尿病分野の専門資格を取りました。リハビリテーション科には理学療法部門、作業療法部門、言語聴覚療法部門と3つの部門がありますが、それぞれ専門性を伸ばせる環境だと思います。
私は放射線治療専門技師という資格を取ることができました。上司や先輩の指導と勉強会への参加の後押しのおかげです。次は私が後輩を指導する番だと思っています。