校章

1951(昭和26)年5月12日ナイチンゲールの生誕日に、学生のデザインによる校章が制定され発表されました。看護を象徴するものとして、燭台が中央に配置されています。クリミヤの戦いにおいて、ナイチンゲールが燭台を捧げて傷病者を看とり、「ランプを持った婦人」と言われたことは有名です。
形は正三角形です。三角の意義は二つあり、一つは看護の三要素と言われる「精神・技術・知識」を表し、もう一つは3年間の課程を表しています。
色の意味するものは、コバルトブルー「高き理想」、ゴールド「プライド」、ホワイト「清純」です。

ナイチンゲールの心

ナイチンゲールは、19世紀半ばのクリミア戦争において優れた看護実践を行い、多くの人命を救ったことで知られています。病める人、苦しむ人々をひとりの人間として尊重し、その方々の持てる力が十分に発揮できるよう看護することに生涯を捧げました。そして数々の経験を基に書かれた「看護覚え書」は現在も看護教育のバイブルとなっています。
本学園ではナイチンゲールの心を引き継ぎ、「人間理解」、「人間関係」を大切にしています。