治療の流れ
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診察
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主治医からの依頼を受け、放射線治療専門医師の診察を行います。診察では、放射線治療の適応を判断し、患者様にとって最適な治療方法を選択します。治療方針の説明のほか、看護師によるオリエンテーション等も行います。
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治療計画
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治療計画のためのCTを撮影し、がんの位置・大きさ・形状を正確に把握します。必要に応じて固定具を作成、造影剤を使用します。MRI検査などを行うこともあります。
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治療計画の作成
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医師、診療放射線技師、物理士が一体となって、治療方法の検討や、作成した計画が適切かどうかの検証を行います。
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治療開始
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1回の治療時間は入室から退室まで約15分程度です(治療初日は治療位置確認で30分程度かかる場合があります)。正確な位置に照射することが非常に重要であり、原則として毎回の照射の前に位置確認の画像を撮影します。治療期間中は、治療効果や副作用のチェックのため、週に1度担当医の診察を行います。診察日以外でも看護師や診療放射線技師が患者さまの状況を確認します。
治療回数は、病気や状態により変わりますが、一般的に月曜日から金曜日の毎日、週5日間の治療を2~7週間行います。治療期間中は原則、毎日治療を続けていただくことが必要です。
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フォローアップ
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治療後は、定期的な診察をして経過観察を行います。
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