マンモグラフィ検査
マンモグラフィ検査とは?

圧迫板という板を使い、乳房を挟んで薄く引き延ばして(圧迫)検査します。
左右の乳房を上下方向と斜め方向に圧迫します。
個人差はありますが、多少の痛みを伴う検査です。
※当院マンモグラフィ検査は、女性診療放射線技師が対応いたします。
なぜ圧迫(乳房を挟む)するの?
圧迫することにはいくつか理由があります。
1.動きによるボケの低減
乳房を押さえることにより、動きを制限します。
2.組織の広がり

圧迫することにより、乳腺組織を広げます。
検査では乳腺の中にある、大変小さな石灰化やしこりを見つけることが重要になります。
そのために出来るだけ乳腺組織を広げ、重なりをなくすことが大切です。
3.被曝の低減
X線は透過する物質によって、必要なX線量が変わります。また、同じ物質でも厚みのあるほうがX線量が多くなります。つまり、厚みが薄ければ、薄いほどX線量は少なくてすみます。
マンモグラフィ検査で何がわかるの?
触診では触れることのできないとても小さな石灰化やしこり(腫瘤)、しこりになる前の石灰化などを伴う微細な乳がんを発見することが出来ます。
当院のマンモグラフィ

当院では、安心して精度の高い検査を受けられる施設として、NPO法人MMG検診精度管理委員会というところより、認定を受けています。 この認定は一定以上の高い水準を満たしている施設にのみ与えられるものです。
また、同様にマンモグラフィ検査に携わる撮影技師も乳房についての専門的な知識と技術を持ち、一定の水準を満たした場合に与えられるマンモグラフィ認定を当院では4名の女性技師が取得しています。
月に一度乳腺科医師と共に互いの知識を高めるためにカンファレンスを行っています。
ここでは、気になる症例や日々疑問に感じていることなどの意見を出し合い知識や技術の向上に努めています。

正常画像

乳がん画像