看護部

看護部理念・看護部長あいさつ・方針

看護部理念

『やさしさ・責任・実力』

私たちは、JR東京総合病院の理念にのっとり、専門職としての知識・経験に裏打ちされた確かな技術と責任のとれる実力をチーム医療の中で発揮し、人々が癒されるやさしさを提供します。

看護部長あいさつ

看護部長・認定看護管理者 黒鵜ひとみ

私たちは、前身の鉄道病院から続く110余年の歴史の中で、看護部に受け継がれてきた「やさしさ・実力・責任」という理念のもと、安全・安心な医療の提供に努めてまいりました。

患者さまのニーズに寄り沿い、お一人おひとりが「持てる力」を発揮できるような看護を提供することが私たち看護師の使命と考えております。
様々な職種と協同しながら自律的に判断し、質の高い看護を提供できるよう、生涯にわたる学習活動を全員で推進し、専門職としての能力向上に努めています。
また、後輩の育成を通しともに学び合う風土を大切にしています。JR東京総合病院高等看護学園の学生のみならず多くの看護実習生を積極的に受け入れ、その指導の経験を自らの学びと自己研鑽にもつなげております。
倫理観を養い、ともに学び成長し合える環境の中で看護師一人ひとりが誇りを持ち、やりがいを感じながら活き活きと働き続けられる職場づくりを目指していきます。

これからも、皆さまのご期待にお応えするとともに、健康の維持増進に寄与し、地域から愛される病院であり続けることができるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

看護部長・認定看護管理者 黒鵜ひとみ

方針

  1. 1質の高い看護の提供
    看護の視点を明確にもち、安全で安心できる質の高い看護を提供します。
  2. 2人間の尊厳と権利の尊重
    看護者の倫理綱領に基づき、人間としての尊厳と権利を尊重し、対象となる人々の自己決定を支援します。
  3. 3地域医療への貢献
    西南地区(渋谷区・世田谷区・目黒区)における当院が果たす役割を認識し、地域住民の健康の維持・増進に寄与します。
  4. 4専門職としての能力開発と向上
    看護の専門職としての誇りをもち、臨床看護実践能力を高めるよう、自ら能力開発に取り組み、キャリアアップを図ります。

組織・看護体制

組織

看護部長、副看護部長、各看護単位の責任者(看護師長)、看護師および助産師の約400名で構成しています。

看護体制

主に固定チーム継続受け持ち制を取り入れています。

固定チーム継続受け持ち制
固定チーム継続受け持ち制とは、担当看護師が1人の患者さまに対して入院から退院まで責任をもって固定されたチームにより支援する方式です。交替制をとっていますので、受け持ち看護師が不在の時は、いつでもチームメンバーが相談に応じる体制を整えています。

看護部教育体制

教育指針

目的:社会のニーズに対応できる看護師としての資質の向上を図る。

目標:1.看護者独自が専門職として自覚し、集団においてメンバーシップ・リーダーシップを十分に発揮する。
1)実践の能力を高めることができる。
2)指揮、管理能力を高めることができる。
2.各自の役割を認識し、責任ある態度を養い士気を高める。
1)研究態度を高めることができる。
2)業務の改善能力を高めることができる。

看護部教育体制

当院では、看護教育体制としてプリセプターシップをとっています。
新人看護師はプリセプターや部署の教育担当者、先輩看護師全員のサポートを受け、日々成長しています。

また、看護経験3年間で1人前の看護師として成長できるよう、教育体制・教育計画を策定しています。

クリニカルラダー・マネジメントラダー

当院では、2015年度からクリニカルラダーシステム、2023年度からマネジメントラダーシステムを導入しています。

当院看護部における看護キャリア開発とは、看護部の理念・方針・教育指針に基づいて、看護職自らが個々の能力及び生活(ライフサイクル)に沿ってキャリアをデザインし、自己の責任と組織の支援を受けても目標達成に必要な能力の向上に取り組み、成長し続けることです。

  • 一人ひとりが組織の一員である自覚をもって取り組む
  • 個々の看護職は、段階に応じて能力向上に取り組む
  • JR東日本の一社員として、社会のニーズを的確に捉え、社会貢献を行っていく

クリニカルラダー概念図

新人看護師は、「レベルⅠを目指す段階」として、1年を通して指導者とともに看護実践ができるよう取り組むレベルと位置付けています。
看護経験3年後にはレベルⅡを取得できるよう、キャリア開発に取り組んでいます。

クリニカルラダー概念図

院内教育計画

新人看護師からクリニカルラダーレベルⅠ(卒後3年目)までの看護師を対象とした継続教育と、クリニカルラダーレベルⅡ以上の看護師を対象としたリーダー育成の研修カリキュラムを策定し、キャリア開発に取り組んでいます。看護師は、レベルに応じた研修や、自主的に参加できるプログラムに参加し、キャリアアップを図っています。

継続教育

新人研修

1年間を通して、診療の補助行為に伴う看護技術、看護師としての基本姿勢と態度について学びます。

4月~6月

注射・輸液・採血・与薬/輸液ポンプ・シリンジポンプの管理/化学療法を受ける患者の看護/輸血時の看護/糖尿病治療薬の基本的知識/アセスメント研修/看護師として必要な基本姿勢と態度/12誘導心電図・吸引の実際/褥瘡予防

集合教育写真①
集合教育写真②
7月~9月

膀胱留置カテーテル挿入と管理・胃管カテーテル挿入と管理/BLS研修/新人フォローアップ研修(グループワーク)/看護倫理に関する研修Ⅰ(看護職の倫理綱領と看護業務基準)

10月~12月

急変時の対応/新人フォローアップ研修(グループワーク)/看取り期の看護のエンゼルケア研修

1月~3月

看護と安全(事例検討・チームステップス)/新人フォローアップ研修(グループワーク)

卒後2年目研修(レベルⅠ)

受け持ち看護師としての看護実践力向上を目指します。

フィジカルアセスメント研修/看護実践評価(講義・事例検討・グループワーク)/栄養管理における看護師の役割・退院調整・創傷ケア/看護倫理に関する研修Ⅱ(倫理的問題)

卒後3年目研修(レベルⅠ)

看護倫理に関する研修Ⅲ(意思決定支援)/看護実践評価(事例検討レポート・発表)

リーダー育成

プリセプター
プリセプターフォローアップ研修

5月フォローアップ研修(講義)/7月フォローアップ研修(グループワーク)/10月フォローアップ研修(グループワーク) 

レベルⅡ~Ⅳ
リーダーシップ研修

Ⅰ(ティーチングとコーチング)/Ⅱ(思考力を伸ばす指導)/Ⅲ(管理者に求められる倫理的リーダーシップ)

教育に関する研修

看護場面における指導とは何か(講義・グループワーク)

専門領域スキルアップ研修

Ⅰ(急変予測と対応)/Ⅱ(臨床判断プロセスとその活用)

マネジメントスキルアップ研修

Ⅰ(問題解決の基本)/Ⅱ(論理的思考法)

看護倫理

看護倫理に関する研修Ⅳ(倫理的課題に対する意思決定支援)

管理者
看護管理者研修

副主任看護師研修/主任看護師研修/看護師長研修

専門分野
静脈注射研修

静脈注射研修ベーシック/アドバンスⅠ/アドバンスⅡ/指導者フォローアップ研修

看護補助者研修

急変時の対応/看護倫理/認知症患者の看護/チーム医療における看護補助者の役割/医療安全/感染防止/日常生活援助技術

看護部の強み

データで見る看護部の強み

平均勤続年数は14.4年で看護師の離職率が低い

2022年度の離職率は5.2%、全国平均は11.6%(日本看護協会調べ)であり離職率が低いことが分かります。

院内・院外研修参加の機会が多く学ぶ環境がある

2022年度の院内研修総時間は203時間で、述べ参加者人数1194名でした。

職員満足度調査では福利厚生の満足度が高い

3歳までの短時間勤務・小学校3年生までの短日勤務制度があり、約60名(2023年度)の看護師が活用しています。

管理師長から聞く看護部の強み

1.目指す看護・方向が一致

  • 同窓生が多いこともあり、学んだ看護・目指したい看護が一致している
  • 患者さまの生活を整える、患者さまの立場になることが大切にされている
  • 看護師ひとりひとりのやさしさを感じる

2.人間関係の良さ・安心感

  • 看護師同士の連携がとりやすい
  • 思ったことを言える雰囲気がある
  • 皆で協力していく姿勢がある

3.団結力

  • 何か起こすときに一致団結する
  • 縦横のつながりが強い
  • 気にかけてもらっていることによる一体感がある

4.看護教育体制の充実

  • 教育プログラムが充実している
  • 院内外で学ぶ場の提供がある

5.個人を尊重

  • 個人の自主性が尊重されている
  • 個に合わせた人材育成を考慮してくれる

部署紹介

※2023年3月現在の情報です。

病棟

HCU・透析室

HCU・透析室

HCU(High Care Unit)は、集中した治療や看護が必要な患者さまを受け入れている高度治療室です。
様々な疾患や状況に対応しながら、特殊な環境におられる患者さまとご家族に寄り添った看護を提供しています。
透析室は入院・外来患者さま問わず、透析が必要な方に透析治療を行っています。
多職種と連携し、患者さまとご家族に寄り添い、安心して透析が受けられるようサポートしています。

4階病棟

4階病棟

4階病棟は、循環器内科、泌尿器科、脳神経外科、脳血管内治療科、呼吸器外科の病棟です。
急性期から慢性期まで、様々な病状の方が入院しています。日々の環境と異なる入院生活の中で、安全・安心な医療を提供できるよう取り組んでいます。また、私たちは新しい知識や技術の習得のため、自己研鑽に励んでいます。患者さま一人ひとりが、退院後もその人らしい生活を送ることが出来るよう、入院早期から支援します。

5階病棟

5階病棟

5階病棟は、産婦人科、乳腺外科、リンパ外科再建外科、整形外科を担当する女性病棟です。私たちは、患者さまの気持ちに寄り添い、心身の回復に向けて看護を提供しています。また産婦人科は、生命誕生の瞬間に立ち会うことができる場でもあり、新しいご家族が増えるお手伝いをいたします。産婦さんとご家族の希望に沿ったお産となるよう、妊娠中から産後まで、心のこもったケアを提供します。

6階病棟

6階病棟

6階病棟(回復期リハビリテーション病棟)は、急性期治療後、自宅退院を目指してリハビリを行う病棟です。回復期リハビリテーション病棟には、様々な疾患の患者様が入院しており、私たち看護師は、リハビリスタッフと共に、365日充実したリハビリを提供し、患者さまの「できる日常生活動作」を増やしていけるよう努めています。また、医師を始めとした多くの職種と力を合わせ、看護師としての知識と経験を活かし、患者様の回復をサポートしています。

8階病棟

8階病棟

8階病棟は地域包括ケア病棟です。
急性期の治療を終えた患者さまが、住み慣れた自宅や地域で生活できるよう準備をしていただく病棟です。
安心して療養生活を送れるようその人らしさを大切にしながら看護を提供し、退院後も患者さまやご家族にとってベストな環境を整えていけるよう支援しています。地域包括ケア病棟は多職種で協力しチーム一丸となって取り組む、笑顔あふれる病棟です。

9階病棟

9階病棟

9階病棟は、3科の混合病棟です。消化器外科では、手術前後の患者さま・ご家族に対し、不安の軽減や術後の疼痛緩和および合併症予防に対する看護を行っています。血液・腫瘍内科では治療期間が長期に渡るため、セルフケア支援や病気や治療にどう向き合うかなど精神的支援を行い意思決定ができるよう関わっています。眼科では、入院生活に戸惑うことなく、安全に手術を受け、退院後のセルフケアが行えるよう患者さまの立場に立ち看護を提供しています。患者さま一人ひとりに対し、不安や苦痛を理解し少しでも緩和できるよう寄り添う看護をチームで心掛けています。

10階病棟

10階病棟

10階病棟は、整形外科、歯科・口腔外科、形成外科、小児科の病棟です。
主に外科病棟となるため、手術がスムーズに受けられ、早期回復できるよう支援しています。同時に、患者さまの苦痛に寄り添い、その人らしさを尊重できるような看護を提供しています。
小児科では、発達段階に応じた看護を提供し、入院する児とともに親御さんにも安心してもらえるような看護を心掛けています。
手術後元気に帰られる方が多い病棟ですので、退院する際の患者さまの笑顔に私たちは癒されています。

11階病棟

11階病棟

11階病棟は、消化器内科、脳神経内科、糖尿病・内分泌内科、皮膚科、リウマチ・膠原病科の混合病棟です。病棟と糖尿病・内分泌内科外来が一元化しているため、情報をより密に共有し連携した看護を提供しています。看護師のフレッシュとベテランがバランス良く配置され、お互いに刺激をうけながら切磋琢磨しています。セル看護提供方式を導入しチームの協力体制が強まり、忙しい中でも声をかけ合い、患者さまの思いに寄り添った看護の提供と温かい病棟の雰囲気づくりを心がけています。

12階病棟

12階病棟

12階病棟は呼吸器内科と耳鼻科の混合病棟です。当病棟では病院理念に基づき、質の高い医療の提供を通して安心と安らぎを提供し患者さまの信頼に応えられるよう取り組んでいます。患者さまの個別性を尊重し、最善の治療の選択ができるよう支援するとともに、思いに寄り添った看護を提供しています。また、スタッフ1人ひとりが自分の視点や発想を積極的に発信できるチーム作りを大切にし、心理的安全性が高い職場を目指しています。

外来

救急外来

救急外来

救急外来は、2次救急指定病院として地域の救急医療を担っています。
「エビデンスに基づいたスムーズな診断・治療を提供する」をモットーに、救急搬送されてくる患者さんに、医師・医療事務・技師と連携を図り、安心・安全なチーム医療を提供しています。救急医療は色々な状況に対応することが求められますが、スタッフ全員が救急看護にやりがいと誇りを持ち、より良い医療の提供に同じ方向性をもって看護しています。

手術室

手術室

9部屋の手術室で14診療科(整形外科、消化器外科、眼科…など)の手術・治療を、年間4900件以上行っています。手術時の介助だけでなく、手術前には手術が安全かつスムーズに実施できるように、使用器材(滅菌器械や衛生材料)の準備や部屋の整備をしています。患者さまが安心して手術を受けられるように、外来・病棟と連携を取りながら、少しでも緊張が和らぐように、明るく・笑顔を心掛けていますので、安心してお任せ下さい。

一般外来

一般外来

写真は地下1階外来の看護師

一般外来では、各診療科の特徴に合わせた看護を提供できるよう、各自が自己研鑽に努めています。また、患者さま・ご家族さまに安心して外来受診していただけるよう、日々丁寧な対応と心配りを心掛けています。
外来での継続的な関わりを通して、一人ひとりに寄り添う看護を大切にしています。お困りの際は、いつでもお声掛けください。

地域医療連携相談センター

地域医療連携相談センター

患者さまやご家族の思いに寄り添い、安心して療養生活を送れるよう地域とつなげるお手伝いをしています。「入院前支援」では安心して入院できるように、生活の様子や意向、不安などを伺い、入院生活の説明を行っています。「退院支援・調整」では介護や医療サービスが必要な方などが、安心して退院できるように支援しています。「療養相談」や「がん相談」では幅広い相談をお受けしていますので、お気軽にお越しください。

認定看護師の活動

認定看護師(Certified Nurse)

公益社団法人日本看護協会の認定看護師認定審査に合格し、ある特定分野において熟練した看護技術と知識を有することが認められた看護師をいいます。

患者さまやご家族への看護ケアの質の向上のため、日々活動しています。

皮膚排泄ケア認定看護師 小宮山敬子・小田恵美子

創傷(褥瘡や手術・瘻孔など)、ストーマ(人工肛門・人工膀胱)、失禁など皮膚・排泄ケア分野において専門的ケアを提供しています。入院・外来を問わず、院内を横断的に活動しています。

小宮山敬子
小田恵美子

緩和ケア認定看護師 金子美由紀・緒方千嘉子

緩和ケアはがんと診断された時から治療と並行して受けられます。がんによる身体と心の痛みを和らげ、治療や、生活、生き方に関する気がかり等共に考え、患者さまとご家族がその人らしく生きられるように支援していきます。

金子美由紀
緒方千嘉子

がん化学療法看護認定看護師 林 智恵

林 智恵

抗がん剤治療中、副作用予防・出現時の対応など副作用が出来るだけ少なく治療できるように支援します。また、治療中も不安が少なく、その人らしく生活できるよう治療選択・継続について一緒に考え、精神的にも支援します。

乳がん看護認定看護師 五十嵐直子

五十嵐直子

検査・診断時の精神的サポートをはじめ、術式や治療選択の相談や手術後の補正下着について、薬物療法の副作用対策のアドバイスを行っています。また、他部門と連携し患者さまが安心して治療を受けられるように日々活動しています。

糖尿病看護特定認定看護師 髙本香

外来・入院を問わず糖尿病患者さまのサポートができるよう日本糖尿病療養指導士と共にチームで活動しています。糖尿病看護外来では予防的フットケア・療養指導・透析予防指導を行っています。

手術看護認定看護師 角井祐香

角井祐香

手術療法を選択された患者さまに専門的な最新の知識と高度な技術の提供を行い、安全・安心・安楽な手術を心がけています。手術は患者さまにとって人生の一大イベントであり、必要な援助を考え合併症のないように最良なチーム医療の提供を行っています。

認知症看護認定看護師 伊藤智子

認知症は誰もが関わる可能性のある身近な病気だと言われています。
認知機能の低下がある患者さまやご家族が安心して生活できるように看護を行っています。
慣れない入院生活の中で、少しでも穏やかに過ごせる時間となるよう院内デイケアにも取り組んでいます。

救急看護認定看護師 伊藤春香

伊藤春香

救急外来を受診される患者さまやご家族は突発的な身体的苦痛や事故、慢性疾患の悪化などにより不安や苦痛をかかえて受診されていると思います。また、大切な方の苦痛はご家族にとっても不安が大きいと思います。常に患者さまやご家族に親身に寄り添い、患者さまやご家族にとって「安心・安全・質の高い医療」を提供できるよう支援します。

摂食・嚥下障害看護認定看護師 藤林真以

藤林真以

患者さまの口から食べたいという思いを支え、安全に食べる事を目指して、食形態や姿勢の調整、口腔ケアなどを行います。
患者さまが安全に美味しく食事を楽しめるよう、他職種と連携して支援いたします。

感染制御実践看護師の活動

感染制御実践看護師 増田美登里

増田美登里

感染防止は「患者さま、ご家族、訪問者はもちろん、病院で働くすべての職員を感染から守ること」「すべての職員が感染対策を実践できるように働きかけていくこと」です。菌の検出状況の分析、定期的な院内巡回、感染予防活動や啓発、職員教育などを行うことで、患者さまが安心して療養できる環境作りに取り組んでいます。

JR東病ナースの魅力

JR東病ナースのネットワーク

JR東京総合病院は、東日本旅客鉄道株式会社の企業立病院です。
そのため、JR東日本圏内(関東~東北地方)の関連医療機関の看護職とのネットワークがあります。

年に一度開催されるJR東日本看護職学会は、研究発表を通し、互いの取り組みに関する情報の共有や看護に対する考えを深める場となっています。懇親会で看護職同士の親睦を深めることも目的の一つです。

企業人としてのJR東病ナース

JR東京総合病院には企業立ならではの多彩なイベントや研修があり、JR東病ナースも積極的に取り組んでいます。
皆それぞれ興味があれば参加でき、成果物は会社から評価されます。
様々な視点から物事を考えられるようにもなり、一病院の中でとどまることを知らない可能性のある職場です。

医療・健康管理業務研究

患者さまへのサービス向上、社員の健康支援、医療安全などを題材に行った業務研究をJR東日本本社で発表します。

My Message

社員として相応しいマインドの継承及び相互啓発を目的として、体験を通して培った自らの考えや将来に向けた抱負等を発表します。

実践管理者育成研修

会社が企画する管理者育成研修で病院以外のJR東日本社員と一緒に約1か月の研修で管理についてを学びます。

Joi EXPO online

職場でのタブレットやITツールの活用事例を動画発表という形で展覧会に出展します。

※こちらは一例であり他にも様々な取り組みがあります。

JR東病ナースの活動

看護の日イベント

毎年5月12日の「看護の日に」合わせ、5月に看護の日イベントを開催しています。
イベントでは、疾病予防や健康増進等の情報提供に加え、JR東病ナースの活動を皆さまに知っていただけるよう様々な催し物を企画しています。

地域での講演活動

地域の医療職や小学校等の地域住民の方へ
講演活動を行っています。

学会への参加

学会長の役割を担ったり、シンポジスト、
座長や演者として様々な形で学会に参加しています。

総合防災訓練

毎年行われる防災訓練では、大地震などの災害を想定し院内の医療体制を確保・維持できるよう大規模な訓練を行っています。

看護部タイムズ

JR東病ナースの活躍を動画や誌面で紹介する『看護部タイムズ』を院内看護師向けに作成し
院内や社内に公開しています。