間質性肺炎外来
特色
間質性肺炎は病態が複雑なため、正しい診断および治療法選択には専門的知識を要します。本外来では主に初めて間質性肺炎を疑われた患者さまのご相談に対応しております。また他病院で既に診断あるいは治療を導入されていて、現状や今後のことなどに関するご相談患者さまの受診もお受けしておりますが、その際には必ず主治医の先生からの診療情報提供所のご持参をお願いいたします。必要に応じて当院での精査加療を追加いたしますが、現治療で問題がない際などには、患者さまの不安を解消したうえで、引き続きかかりつけの先生での管理をお願いしております。
また定期通院が困難な遠方の方は、原則当院での管理はお受けせず、ご相談のみの対応にしております。本疾患の性質上、定期通院が困難あるいは救急時に確実に当院に来ることが困難な場合、患者さまの安全を考えて近場での診察拠点を設けるようお勧めしています。
間質性肺炎は肺の間質(肺胞をささえる組織)に線維が増えたり、細胞浸潤が増えたりして「せき、息切れ、ときに発熱」などが生じる病気です。
最近著しく増加しており、胸部XPやCTで広範な間質性陰影が認められます。たくさんの種類の間質性肺炎があり、治療方法、対処方法はその種類、個人によって異なります。他院で十分な治療が行われている患者さまの転院治療は行っておりませんが、まだ十分な治療が行われていない方の診療の相談などは受けつけております。