透析室
特色
透析室は平成6年10月に開設されました。
装置は透析室に8台とHCUに2台あります。
当透析室の特長は、明るくゆったりとしたスペースでベッドは全てスケールベッドのため、体重計に乗れない患者さまにも対応でき、透析装置で設定した除水計画をリアルタイムで確認することができます。
また、総合病院のため、通院の患者さまや院内で発生した急性腎不全のみならず、他施設で透析中の患者さまが各種の合併症にかかられた場合の転院にも対応しております。
各科の専門医と密にコンタクトをとりつつ高度の医療を行っていると自負しています。
手術の前後では麻酔科医ともよく連絡を取り合い、術後はHCUに入室し、きめ細かい治療を行っています。
さらに、医師、看護師、技師が定期的にカンファレンスを行い、忌憚のない意見を交換し、患者さまの立場に立ってより良い治療を行えることを目指しています。
また、血液透析のみならず各種の吸着療法や血漿交換療法も行い、最新の医療を行っております。
室長 髙橋 政夫
取り組み
1.運動療法
心肺機能の向上や歩行機能・生活の質の維持を目的として、理学療法士や作業療法士と連携を取り、それぞれの患者さまにあった運動療法を透析中に行っています。
2.シャント管理
- 1超音波診断
- 2シャントPTA
- 3地域医療との連携
当院では定期的に超音波診断装置を用いて血管の状態や血流量を測定し、シャントトラブルの予防と早期発見に努めています。
シャント血管に狭窄や閉塞がある場合には、経皮的血管拡張術や血栓除去術など血管治療を専門とする循環器内科に依頼し行っています。
近隣の透析クリニックとの関わりを大切にしています。総合病院のメリットを生かし透析を受けながら疾患の治療ができるため、重症な透析患者さまの受け入れも幅広く行っています。また、リハビリを通じてADL改善を目指しています。
シャントに関しては特に代々木山下医院と連携しながら、患者さまのシャント作製から全身管理を行っています。
スタッフ紹介
- 役職・医師名
- 室長 髙橋 政夫
- 得意な分野
- 循環器全般
虚血性心疾患
SHD - 認定等
- 日本内科学会認定総合内科専門医
日本循環器学会認定循環器専門医
日本心血管インターベンション治療学会専門医
JTVT認定医、指導医(Sapien, Corevalve)
- 役職・医師名
- 医長 井上 秀二
- 得意な分野
- 高血圧
健診での尿所見異常
急性腎障害
腎代謝療法(血液透析、腹膜透析) - 認定等
- 日本内科学会 総合内科専門医
日本腎臓学会 腎臓専門医
日本透析医学会 透析専門医