臨床検査科

特色

臨床検査科は、外来棟地下2階および7階に位置し、血液、尿、便などの成分や性状を調べる検体検査部門、超音波や心電図、脳波などを調べる生理機能検査部門、手術や外来などで採取された臓器、細胞を調べる病理検査部門の3部門に大別されます。
医師と臨床検査技師25名によって構成され、各診療科の診断や治療に必要な検査を行ってます。

当科で可能な主要な検査・治療

各検査室の業務内容

◇採血室
・検査に必要な血液を採取します。
・ピロリ菌を調べる尿素呼気試験もここで行います。
 *診断に必要な血液の成分を調べるため生化学検査などに血液を送ります。
◇生化学・血液学検査
・採血室などで採取された血液の赤血球や白血球の数を調べます。
・血液の液体成分(血清といいます)の分析を行います。
 *肝機能や腎機能などの全身状態や貧血や炎症、白血病などの有無がわかります。 
 *肝炎ウィルスなどの感染症や腫瘍マーカーなどもこちらで調べます。
◇一般検査
・尿中の成分を調べたり、便に血が混ざってないかないかなどを調べます。
 *尿は主に腎疾患を、便は消化器系の疾患や寄生虫などがわかります。
◇輸血検査
・血液型や輸血される血液(献血によって得られたもの)と患者様の血液が合うかを事前に調べます。
 *患者様に輸血しても安全かどうかがわかります。
◇細菌検査
・喀痰や膿、血液などのあらゆる検体から感染症の原因となる細菌などがいないか調べます。
 *各種病原菌や結核、MRSA、インフルエンザなどもわかります。
◇生理機能検査
・心電図、脳波、超音波検査などを行います。睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査も行っています。
 *心臓の疾患や脳の状態、睡眠時無呼吸症候群などがわかります。
◇病理検査
・主に臓器や細胞からガンなどを探します。
 *各種ガンや婦人病など
その他にも日本糖尿病療養指導士の資格を有する臨床検査技師が糖尿病による教育入院の患者様に、検査数値の説明や、血糖機器の使い方などを個別にご説明する糖尿病指導も行っています。

認定情報

日本病理学会認定病院B
日本臨床検査医学会認定病院

スタッフ紹介

役職・医師名 得意な分野 認定等
部長 谷口 浩和たにぐち ひろかず 外科病理学一般
消化管病理
日本病理学会認定病理専門医・指導医
日本臨床検査医学会認定臨床検査管理医
医長 大友 梨恵おおとも りえ 日本病理学会認定病理専門医
日本臨床細胞学会認定細胞診専門医
日本医師会認定産業医

臨床検査Q&A

検査に関する疑問や、よく聞かれる質問をQ&A方式でお答えしていきます。

Q1.採血のとき、試験管が何本もあっていっぱい血をとられました。大丈夫ですか?貧血とかにならないの?

A1.人間の血液は体重の約13分の1(およそ7〜8%)あり、体重65kgの人だと約5リットルの血液があります。全血液の20〜30%を失うと生命に危険な状況になりますが、採血室などで行う検査のための血液は多くても20ミリリットル(およそ0.4%)以下のため安全です。本数が多くなってしまうのは検査の種類や内容によって専用の試験管が必要となるためです。

Q2.採血後に針を刺したところが青くなってしまいました。どうすればよいでしょうか?

A2.手足などをぶつけたときと同じように針を刺した部分が内出血したために青くなったものと考えられます。痛みがひどい、青みが広がる、手の先がしびれるなどの症状がある場合は採血室にご相談ください。痛みが残る場合は青い場所を冷やすと軽減されることもあります。痛くない場合、痛みがひいた場合は暖めると青みが比較的早く戻ります。青みは次第に黄色っぽくなり、1〜4週間で元に戻ります。

Q3.そもそも臨床検査技師って何?

A3.臨床検査技師は厚生労働省の認める国家資格を取得した医療技術者です。あまり耳なじみがないかもしれませんが、血液や尿を分析したり心電図や脳波、エコーなどを検査するのも技師の仕事です。
臨床検査技師の中でも特にスペシャリストとして各学会の認定する資格があり、当院においても日本超音波学会認定超音波検査士、日本輸血学会認定輸血検査士、日本臨床検査学会認定細胞検査士、国際細胞学会認定細胞検査士、日本糖尿病療養指導士、日本臨床検査学会認定臨床化学・免疫化学精度保証管理検査技師、日本臨床検査学会認定救急検査技師、日本消化器内視鏡学会認定消化器内視鏡技師が在籍しています。