総合診療科

特色

「総合診療」は比較的新しい診療領域であり、臓器別専門科の医師を「Specialist(スペシャリスト;special=特定の)」と呼ぶのに対して、総合診療を担う医師は「Generalist(ジェネラリスト;general=全体の)」 と呼称されます。「プライマリ・ケア医」、「かかりつけ医」、「家庭医」と呼ばれる医師を含む分野ですが、総合病院の中にあっては、各科の専門医がその専門性を生かして診療を行うことができるように間を取り持つような役割が求められます。
総合病院における総合医は「病院総合医」、「Hospitalist(ホスピタリスト)」と呼ばれ、前述の役割を担うために、各分野に渡り幅広い診療ができるように日々トレーニングを積んでいます。
総合診療科は、2018年4月より開設された診療科です。現在の役割は受診する患者さまの初期対応を通じて、重症度や緊急性を評価したり、罹患(りかん)臓器を特定したりすることで、各専門診療科へ診療の引き継ぎを行うだけでなく、総合診療科でマネジメントが完結する病態についてはそのまま入院管理を行い、在宅復帰、療養環境調整につなげています。また、不明熱や高齢者医療などで暫定の診断が不明な場合の、近隣医療機関からの紹介に応える診療体制としています。さらに、特徴的な取り組みとして、人が生きるための根本である『食べる』に注目し、如何に食べられない状態を作らないか、食べられなくなってきても、如何に食べてもらうかをテーマとし実践しています。
当科は、患者さまやご家庭の御事情を鑑み、QOL(quality of life:生活の質)を重要視した総合的な診療を心がけています。

疾患と治療法

当科で担当することが想定される疾患(≒総合診療)
  • 多疾患を有する高齢者医療(高齢者終末期ケア)
  • 多職種スタッフで取り組む療養環境調整,投薬調整
  • 不明熱,原因不明の貧血
  • 頭部・顔面・体幹部の創傷処置
  • 摂食嚥下障害
  • など

スタッフ紹介

役職・医師名 得意な分野 認定等
医長 米永 一理よねなが かずみち
米永 一理
地域医療連携相談センター長兼任

【得意な分野】
 プライマリー・ケア一般
 高齢者医療
 摂食嚥下
所属学会
日本内科学会
日本プライマリー・ケア連合学会
日本抗加齢医学会
日本再生医療学会
日本口腔外科学会
口腔医科学会 など

資格情報等
博士(医学)(東京大学)
東京大学医学部非常勤講師
日本大学歯学部兼任講師
日本内科学会認定医
日本抗加齢医学会認定専門医
日本再生医療学会認定医
日本口腔外科学会認定医
口腔医科学会指導医/専門医
医師臨床研修指導医講習会修了
歯科医師臨床研修指導歯科医講習会修了
嚥下機能評価研修会修了
TNT研修会修了
緩和ケア研修会修了
AHA-ACLS
AHA-ACLS-EP
AHA-PALS
JATEC
FCCS など
医長 坂東 裕基ばんどう ひろき 日本内科学会認定総合内科専門医