2024年01月25日

ツレヅレハナコ厳選! 池袋のおすすめ居酒屋3選【この駅、この店。】

今回の街は池袋。JR東日本の乗車人員数で東京駅を超える巨大ターミナル駅です。にぎやかな駅周辺のなかでも注目は、世界各国から訪れた人々が開いたレストラン。中国やタイ、ベトナム、ミャンマーなど、スタッフはその国出身、メニューも現地語。「ガチな味」を紹介してくれるとあり、日本人客も増えているのだそう。まるで海外旅行へ出かけた気分になれるレストランめぐり、さっそく出かけてみませんか?

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発酵茶葉のサラダが名物!ミャンマー料理「ズー&ヘイン ミャンマーティーハウス」

来日約20年のミャンマー出身オーナー夫妻によるレストラン。看板には「肉汁水餃子」と書いてあるけれど、店内メニューには珍しいミャンマー料理がズラリ。発酵させた茶葉をにんにくや唐辛子とあえた「お茶の葉のサラダ」(950円)はぜひ試してみたい一品。朝食を大切にするミャンマー人の大好物という「ナンギトッ」(850円)はきな粉入りのココナッツミルクだれで食べるあえ麺。どこかホッとするやさしい味わいを楽しんで。

ミャンマー人のお客さまも多いが日本人にも大人気。

国境を接するインドからの影響を受けたスパイシーなじゃがいも入り自家製「サムサ」(500円)。

ココナッツやごまがたっぷりのった「黒もち」(650円)は干しえびをトッピング。

あえ麺の「ナンギトッ」(850円)は麺と具をしっかりと混ぜていただく。

発酵させた茶葉を使った「お茶の葉のサラダ」(950円)はお酒にもよく合う。

店内にはミャンマー語のメニューもあるが日本語は通じるのでご安心を。

ズー&ヘイン ミャンマーティーハウス

JR池袋駅から徒歩7分
東京都豊島区東池袋1-23-5 新大同ビル2階
TEL:03-6384-4233
9:00~23:00
定休日なし
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創業25年を誇る池袋ガチ中華の元祖店「永利 池袋本店」

まだ池袋に海外の飲食店が少なかった1999年に創業した老舗の中華料理店。料理長の出身地である東北地方の料理「ラム肉の中国クミン辛味炒め」(1450円)など羊肉料理が豊富だが、中国全土のメニューも幅広く提供。じっくり焼かれた北京ダックや自家製の焼き小籠包、ピリ辛の煮込み料理、火鍋なども人気でお酒もすすむ。円卓席のあるゆったりとした店内でくつろぎながら、本格中華を思う存分楽しみたい。

外はサクサク、中はとろ~りの「揚げナスの山椒塩かけ」(1080円)

クミンの香りがきいた定番メニュー「ラム肉の中国クミン辛味炒め」(1450円)

ボリューム満点の「干し豆腐のネギタレかけ」(1170円)は箸休めに。

大人数で食事も楽しめる円卓席は中華料理ならではの楽しみ。

赤い看板が目印。リニューアルされて、より店内もくつろぎやすく。

永利 池袋本店

JR池袋駅から徒歩5分
東京都豊島区池袋1-2-6 ベルメゾン池袋
TEL:03-5951-0557
11:00~24:00
定休日なし

サクサクの揚げ春巻きが楽しめる「サイゴンレストラン」

2代目店主のトランさんが母から受け継いだ、池袋のベトナムレストランの草分け的存在。名物は、テレビ番組でも紹介された「あみあみ揚げ春巻き」(600円)。サクサクとした食感が楽しいメッシュのような皮に、ジューシーなひき肉や海鮮がギュッと詰まっている。どの料理にもふんだんに野菜が使われていて、あっさりした味わい。種類も豊富なベトナムビールによく合うメニューばかりなので、ついついお酒もすすみそう。

一番人気の「あみあみ揚げ春巻き」(600円)。

みそだれに漬け込んで焼いた「串焼き豚」(780円)

甘酸っぱいたれがからんだ「青いパパイヤサラダ」(1050円)

ビッグサイズの「海鮮パリパリお好み焼き」(1680円)は葉野菜で巻いて。

ベトナム現地の珍しいビールも多種類がそろう。

ベトナム気分を感じられる落ち着いた店内。

ビル3階をめざしてエレベーターでどうぞ。

サイゴンレストラン

JR池袋駅から徒歩4分
東京都豊島区東池袋1-7-10 鳥駒第一ビル3階
TEL:03-3989-0255
月~金曜 11:00~15:00、17:00~22:30(L.O.22:00)
土・日曜、祝日 11:00~15:00、16:30~23:00(L.O.22:00)
年末年始(12/30~1/3)休み

ツレヅレハナコ

食と酒と旅を愛する文筆家。著書に『まいにち酒ごはん日記』(幻冬舎)、『ツレヅレハナコの旨いもの閻魔帳』(扶桑社)、『お酒好きに捧ぐ ツレヅレハナコのおいしい名店旅行記』(世界文化社)など多数。
instagram:@turehana1