2023年09月25日

【ひと駅さんぽ】アートもグルメも楽しめる!恵比寿〜目黒編

山手線の隣り合わせの駅をひと駅歩く「ひと駅さんぽ」。
今回は、都内でも有数のオシャレなエリア、JR恵比寿駅から目黒駅までを寄り道しながら歩いてみました。
ポップなウォールアートや特徴的な美術館がいくつもあったりして、見どころが多いおさんぽ道。途中で立ち寄った美味しくヘルシーなグルメスポットもご紹介します😋

Index

待ち合わせの定番、えびす像
恵比寿駅をスタート

お昼前の時間帯に、恵比寿駅前からスタート!
駅前には多くの商業施設が立ち並び、活気があります。
恵比寿で待ち合わせといえば、こちらの「えびす像」が定番です。駅付近には恵比寿様にちなんだものをいろいろ見つけることができますよ♪

待ち合わせの定番「えびす像」

恵比寿駅高架下壁画
恵比寿をモチーフにしたウォールアート

こちらは2022年5月にリニューアルした恵比寿駅高架下の巨大壁画です。描いたのは恵比寿育ちのアーティスト・白川深紅(しらかわ しんく)さん。恵比寿のランドマークや行事が描かれており、高架下がポップで明るい雰囲気になっています。
壁画には、近くの「恵比寿東公園(通称タコ公園)」や「恵比寿神社」「氷川神社例大祭」「恵比寿駅前盆踊り」「べったら市」といった恵比寿を象徴するモチーフが描かれており、フォトスポットとしても人気があるのだそう。
じっくり見てみると、まだ知らない恵比寿の魅力が描かれているかもしれませんよ!

恵比寿駅側には「タコ公園」や「恵比寿神社」が描かれています

恵比寿西側には「氷川神社例大祭」や「食の街 恵比寿」「七福神」が描かれています。

ポップに描かれた「恵比寿神社」

大きなタコは「タコ公園」にちなんで描かれたもの

細かい部分までよく見ると、面白い発見がありますよ

「恵比寿駅前盆踊り」の時期にも来てみたくなります!

壁画に描かれていた場所にも、ちょっと寄り道♪

恵比寿駅高架下壁画

東京都渋谷区恵比寿1-8-14
JR恵比寿駅から徒歩1分

豆富食堂
お豆腐づくしのヘルシーランチが大人気

おさんぽ途中の楽しみのひとつが、そのエリアで人気のグルメ!恵比寿エリアには、たくさんのランチスポットが点在しています。
ひと駅さんぽには、重たすぎず満足できるランチが理想。そこで今回はヘルシーなお豆腐が主役のお店へ行ってみました。
JR恵比寿駅から徒歩3分ほどの「豆富食堂」は、店内で職人が豆から手作りしているできたてのお豆腐や豆腐料理が楽しめるお店。
豆腐汁、豆腐めし、肉がんも、豆腐のぬか漬け、おぼろ豆腐など、豆腐づくしの定食「豆腐御膳」が人気。ヘルシーなお豆腐料理でお腹いっぱいになれる至福のひととき。

ボリューム◎な豆腐御膳。お豆腐などは店頭で購入することもできます

豆富食堂

東京都渋谷区恵比寿西1-3-1
JR恵比寿駅から徒歩3分
URL:https://tofushokudo.com/

東京都写真美術館
世界的にも数少ない写真・映像の総合美術館

お腹が満たされたあとは、恵比寿ガーデンプレイス内にある東京都写真美術館へ行ってみましょう。こちらは写真と映像を専門とする世界的にも数少ない美術館で、TOPの愛称で親しまれています。
3つの展示室で国内外の優れた作品を紹介するほか、1階ホールでは映画も上映しています。
ミュージアム・ショップでは今話題の作家の作品集や魅力的なデザイングッズなどが揃っており、お買い物スポットとしても要チェック!

エントランス前には有名な写真作品のパネルが大きく展示されています

美術館エントランス

写真作品はいま最も注目されているアートカテゴリのひとつ

1階ホールでは映画も上映されています

品揃え豊富なミュージアムショップは必見!

東京都写真美術館

東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
JR恵比寿駅東口から徒歩7分
URL:https://topmuseum.jp/

東京都庭園美術館
アール・デコ様式の旧宮邸の美しさも見どころ

目黒駅から徒歩7分ほどにある「東京都庭園美術館」は旧宮家である朝香宮(あさかのみや)邸を活用し公開している都立美術館で、国の重要文化財にも指定されています。フランス人芸術家アンリ・ラパンや宮内省内匠寮(たくみりょう)の技師・権藤要吉が設計に携わり、日本古来の職人技を合わせて造り上げられた建築物で、随所に施されたアール・デコ様式の美しい装飾も魅力のひとつになっています。
こちらの美術館では、年間を通してさまざまな企画展が開催されており、展示と共に建築美も楽しむことができますよ。

正面玄関ガラスレリーフ扉はルネ・ラリックの作品

朝香宮邸時代に香水を施し香りを漂わせた由来から「香水塔」と呼ばれている噴水器

大食堂の天井にはルネ・ラリックの照明。壁画はレオン・ブランショのデザイン

第二階段の丸窓は美術館のオリジナルグッズのモチーフにもなっています

書斎の内装設計、絨毯、机、椅子などはアンリ・ラパンがデザインしたもの

芝庭や日本庭園が一望できるベランダ。床は国産大理石が市松模様に敷かれています

建物中央にある第一階段部分には、貴重な外国製大理石が3種類も用いられています

大広間の天井には格子縁のなかに半円球の照明が整然と配置されています

マックス・アングランの銀引きフロスト仕上げのエッチング・ガラスを嵌め込んだ扉

東京都庭園美術館

東京都港区白金台5-21-9
JR目黒駅から徒歩7分
URL:https://www.teien-art-museum.ne.jp/