社長メッセージ:代表取締役社長 喜㔟陽一

PROFILE

1989年 東日本旅客鉄道株式会社入社
2015年 執行役員 人事部長
2017年 執行役員 総合企画本部経営企画部長
2018年 常務取締役 総合企画本部長
2021年 代表取締役副社長
2024年 代表取締役社長

新たな創業期にある
私たちJR東日本グループ

JR東日本グループは、鉄道をはじめとしてお客さまや地域の皆さまの生活との幅広い接点を通じ、約10万人の社員が、より良い世の中を創るため、日々、新たなチャレンジと前進を続けている企業グループです。
今、日本社会では、人口減少や少子高齢化が継続する大きな社会課題となるとともに、コロナ禍により消費や働き方の価値観と行動が大きく変わりました。さらに、生成AIに象徴されるように技術革新は私たちの想定を超えたスピードで進んでいます。

しかし、私たちは、こうした世の中の大きな変容を決して悲観していません。
むしろ世の中が大きく変わる今こそ、私たちが大きく変わることのできるチャンスと積極的に捉え、事業全般にわたる構造改革をさらに加速させています。そして、鉄道を中心とするモビリティ事業と流通・サービス、不動産・ホテル、さらにはTAKANAWA GATEWEY CITYのような鉄道と一体となったまちづくりなどを担う生活ソリューション事業の二つの軸により支えられ、サステナブルに成長を続けることのできる強い経営構造の構築に挑戦しています。鉄道を中心としたモビリティ事業と生活ソリューション事業の二軸を持つ私たちだからできる成長と創造のフロンティアは、国内外に無限に拡がっています。
今、私たちJR東日本グループは、新たな創業期に立っているのです。

ゆうしょう2034」が描く、
 未来のデザイン

私たちは2025年7月に新しいグループ経営ビジョン「勇翔2034」を発表しました。

「究極の安全」は、グループ全体の経営のトッププライオリティであり、私たちが日々の仕事の中で取り組む「不変の使命」です。私たちは、この「究極の安全」をしっかり堅持する中で、Suicaを「移動と決済のデバイス」から「生活のデバイス」へと生まれ変わらせる「Suica Renaissance」のように、これまでの「当たり前」を大きく乗り超えていきます。そして、都市と地方と、さらには世界を私たちが活躍する舞台として、私たち一人ひとりが「主役」となった不断のチャレンジにより、これまでにない「安心」と「感動」、「心豊かな生活価値」を創出し、グループの成長をステージアップしていきます。特に、私たちは、各地域の皆さまに支えられている企業グループです。私たちの成長の基盤の一つが、元気で活力のある地域コミュニティを私たちのネットワークで結びつけていることにあることは言うまでもありません。私たちは地域の皆さまと力を合わせ、より豊かな地方を創出することに、正面から向き合っていきます。
また、私たちは、技術の力によって安全レベルを高め、サービスのクオリティを向上し、仕事を変革していく「技術サービス企業グループ」でありたいと考えています。そうした観点から、「勇翔2034」では、新たな価値創造のフィールドとして「宇宙」を加え、新たな挑戦課題として「フュージョンエネルギー」の開発と利活用を掲げました。
そして、社員がさらに仕事を通じて成長と働きがいを実感できるよう、「勇翔2034」を推進する両輪となる組織と人事・賃金制度の抜本的な改革を進めています。
是非、「勇翔2034」を手に取って、私たちの未来への扉を開いてみてください。

「変革2027」が描く、未来のデザイン

変えてゆく、超えてゆく。

JR東日本グループは今、未来に向かって「これまでの当たり前」を変え、そして超えていく壮大なチャレンジを始動させています。このチャレンジを推進するエネルギーは社員の多様な社会経験や価値観が仕事の中でぶつかり合う化学反応から生み出されます。そうした意味において、私たちは経験者採用を単なる新卒採用の補完としてではなく、共に未来を切り拓いていく重要なパートナーの採用と位置付けています。今、皆さんが就かれている仕事と私たちの事業との間に関連性があるかないか、或いは深いか浅いかは問題ではありません。大切なことは、私たちと共にお客さまや地域の皆さまの笑顔や幸福感があふれるより良い世の中を創ろうという「共感」と「情熱」です。そして皆さんが新たに人生を賭けるに値する事業フィールドは皆さんの前に無限に拡がっています。
JR東日本グループの一員として、未来に向かって変えてゆく、超えてゆく「共感」と「情熱」を持つ皆さん、是非、私たちの門扉を叩いてください。

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