2025/11/25

Vol.52
新たな冬の始まり
〜新しくなった冬の“深遊 探訪”への想い~

「TRAIN SUITE 四季島」は2025年12月より、冬2泊3日および1泊2日コースが新しく生まれ変わります。2泊3日コースは、「長い冬が育んできた工芸のぬくもりに包まれ、豊かな海の幸の賑わいを感じる旅。」をテーマとして、岩手県の水沢・北上、青森県の五所川原・弘前、宮城県の塩釜を巡ります。 運行開始当初からの冬のコースに磨きをかけ、2日目の“深遊 探訪”では、人気の津軽鉄道のストーブ列車を全区間ご乗車いただけるようになりました。また新たな1泊2日コースは、「陶のふるさとで暮らしの美にふれ、高原の澄んだ水の恵みを味わう旅。」をテーマとして、栃木県の益子、山梨県の小淵沢・白州を巡り、用の美や、日本酒造りの真髄に触れていただけるコースとなりました。
今回の新コースも2年ほど前から構想をはじめ、立ち寄り先や「四季島」車内外でのお食事の選定など、多岐に渡る調整を重ねました。 コースを創り上げていく際に特に意識していることは、「本物」「上質」「特別感」で、ご案内する各施設の皆さまにもコンセプトに賛同いただけるよう現地へ足を運び、打ち合わせを重ねて準備をしてまいりました。それぞれの施設の方々も、みなさまをお迎えするのを心待ちにしてくださっています。
「四季島」のコンセプトである、“今までにない 体験と発見をもたらす旅”をぜひ新しい冬のコースでご体感ください。
  • “深遊 探訪”の観光はもちろんですが、提供するお食事にも一品一品想いとこだわりがあります。2025年度冬のコースより就任する斉藤卓也新総料理長をはじめ、各シェフが沿線・地元の旬の食材を厳選し、「四季島」の旅でしか味わえない特別なお料理をご用意いたします。この時期ならではの「四季島」の“食”もお愉しみください。
  • 運行開始に向けた調整の過程では、本当に多くの方々の強い想いに触れることができました。今回の新しい冬のコースは、私自身にとっても特別な思い入れのある旅となっております。自信をもってみなさまにご提供する新たな“深遊 探訪”の旅を、どうぞ心ゆくまでご堪能ください。
商品管理グループ 青木 南月