いつどこでも運転士と指令員を繋ぐ、重要なホットライン

列車無線装置取替(在来・新幹線)

JR東日本における1日あたりの列車本数は約12,000本にも上ります。列車無線システムは、安全安定輸送におけるシームレスな移動を支える通信手段として、運転士と指令員を無線で繋ぎ、情報連携や異常時の迅速な対応に欠かせない存在です。電気SIOが担当する列車無線装置の更新は、JR東日本管内の列車運行において、利便性・秘匿性・通話品質の向上に大きく貢献しています。

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技術革新とともに進化する列車無線

在来線列車無線システムは、指令所に設置される中央装置、鉄道沿線に約2~3km間隔で設置される基地局、および列車に搭載される移動局によって構成されています。従来のアナログ列車無線では、ゾーンごとに1回線の構成でしたが、適応等化技術や最大比合成ダイバーシチなどの最新技術を導入することで、ゾーンごとに3回線、さらに全線区共通の1回線を確保し、高品質な通話環境を実現しています。加えて、各種システムとの連携が可能となったことにより、輸送品質のさらなる向上にも寄与しています。

サービスエリアは99.9%

列車無線システムは、新幹線をはじめ、都市部・山間部・地下区間など、あらゆる場所を高速で移動する車両に対して迅速な連絡を可能にするため、鉄道事業者専用の通信インフラとして構築されています。この通信を支えているのが無線アンテナであり、安定的かつ高品質な音声通信を実現するために、在来線や新幹線ではLCX(漏洩同軸ケーブル)が広く使用されています。

老朽取替、その先の新幹線自動運転導入に向けて

新幹線列車無線システムは、300km/h以上で高速走行する列車の運転士と指令所との連絡を行う無線システムで、機器室に設置される基地局、鉄道沿線に設置される中継装置、指令所に設置される中央装置等によって構成されています。導入以来20年以上が経過しており、老朽取替・設備更新を行っています。その後、新幹線自動運転導入へ向けたさらなる機能増強・信頼性向上を図ります。

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