【電子ブック】JR東日本運賃改定のご案内
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●2026年3月14日(土)購入分から実施します。●全エリアの普通運賃・定期運賃を改定します。特急料金・グリーン料金等の料金については改定をおこないません●「電車特定区間・山手線内」の運賃区分を「幹線」に統合します。 *鉄道駅バリアフリー料金を廃止します。●「幹線」・「地方交通線」の通学定期運賃は据え置きます。 *「電車特定区間・山手線内」は「幹線」に統合するため運賃を改定します。 *特定区間の廃止に伴い、一部「幹線」のエリアの通学定期運賃を改定します。01■消費者物価指数の推移■安全投資と修繕費の推移*出典:総務省「消費者物価指数_品目別_年平均データ」    (1989年を100とした場合) JR東日本は1987年の会社発足以来、多様な輸送サービスを提供することで、鉄道事業者としての使命を果たしてまいりました。また、安全性とサービス品質の向上や、鉄道ネットワークの拡充によるご利用者数の増加、生産性向上等の経営努力により、これまで会社発足当時の運賃水準を維持してまいりました。 しかしながら、新しい生活様式の定着に伴う鉄道利用者の減少や、昨今の物価高騰による経費の増加、さらなる沿線人口の減少、人手不足等、今後も厳しい経営環境が継続する見込みです。 また、鉄道を安全に運行させるためには、安全投資や技術開発のほか、鉄道設備の改良・保守作業が不可欠です。 引き続き、安全・サービスの維持向上、老朽化した車両・設備の更新、激甚化する災害に対応する設備投資や修繕を続けてまいりますが、これらに必要な資金を安定的に確保することが困難な状況となっています。 JR東日本の経営努力を前提として、今後も鉄道事業を健全に運営していくため、このたび運賃改定を実施させていただきます。ご利用の皆さまにはご負担をおかけしますが、なにとぞご理解くださいますようお願い申し上げます。運賃改定の概要運賃改定の背景と理由

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