列車が停止する際に発生する回生電力は、他の列車など電力を消費する負荷がない場合には活用できません。
その回生電力を有効活用するため、別の電車が走っている電気回路に「送る」システム「電力融通装置」を導入しています。
実際に、常磐線牛久き電区分所へ2014年1月に導入しています。これにより、列車がブレーキをかけた際に発生する余剰電力を他の電車が走っている別の電気回路に送り、有効利用を実現しています。
また、その他にも、回生電力を有効活用するため、「貯めて」必要なときに使うシステム「電力貯蔵装置」を導入しています。
電力融通装置