多くの列車は、ブレーキをかける際に発電しています。その電力を有効活用するための技術「電力貯蔵装置」とは?

電力貯蔵装置

列車が停止する際に発生する回生電力は、他の列車など電力を消費する負荷がない場合には活用できません。
その回生電力を有効活用するため、「貯めて」必要なときに使うシステム「電力貯蔵装置」を導入しています。
実際に、青梅線拝島変電所でリチウムイオン電池式電力貯蔵装置を2013年2月より使用しています。これにより、今までは有効利用されていなかった回生電力を蓄電池に充電し、必要なときに放電することで、エネルギーのより一層効率的な利用を実現しています。

また、その他にも、回生電力を有効活用するため、別の電車が走っている電気回路に「送る」システム「電力融通装置」を導入しています。

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