2014年3月、栃木県の烏山線で「蓄電池」を使用し、非電化区間を走行できる蓄電池駆動電車「EV-E301系」(ACCUM=アキュム)が営業運転を開始しました。
これは、大容量の主回路用蓄電池を車両に搭載しており、非電化区間を走行することが出来る「電車」です。電化区間では通常の電車と同様にパンタグラフを上昇させ、架線からの電力により走行すると同時に主回路用蓄電池の充電を行います。非電化区間に入ると、パンタグラフを降下させ、主回路用蓄電池の電力のみで走行します。
ブレーキ時は回生電力を有効に活用し蓄電池を充電します。また、折り返し駅に設置した専用の充電設備において充電時間を短縮した急速充電を行います。
蓄電池駆動電車システム