佐藤寿人
(ジェフユナイテッド市原・千葉)
&
加藤竜馬
(バルドラール浦安)
6チームの注目選手や共通点を持つ選手・スタッフが、競技の枠を越えて様々なテーマでトークを行う、『京葉線プラス』限定のスペシャル企画「KEIYO TEAM6 クロストーク」。
第8回はフットボールファミリーであるサッカーとフットサルでのクロストーク。プレーのことからキャプテンの苦悩など内面的なことまで、深いお話をうかがいました。
佐藤:今日はよろしくお願いします。
加藤:どうぞよろしくお願いします。ずっとテレビで観てきた寿人選手を目の前にして、先日のマリーンズでの始球式の時ぐらい緊張しているかもしれません。すでに汗が・・・(笑)。
──まずは自己紹介を兼ねてお二人がトップチームに上がった頃のお話を聞かせてください。
加藤:僕は中学生のときはヴィッセル神戸のジュニアユース、そのあとは神戸弘陵高校でサッカーをしていました。高校卒業後、当時JFL(日本フットボールリーグ)だったニューウェーブ北九州(現ギラヴァンツ北九州)の練習に参加するなどしていたのですが、ケガをして1年間ぐらいプレーできない状況になりました。サッカーを続けるか、指導者の道へ行くか考えている19歳のときに、フットサルのデウソン神戸から誘っていただきました。
佐藤:僕が19歳のころはトップに昇格して2年目ですね。やれるという自信があってプロになったのですが、長く活躍している選手がいるなかでポジションを取り、結果を出さないといけない。そういう難しさにぶつかったころでした。フットサルへの転向はすぐに決断できたんですか?
加藤:ボールの蹴り方をはじめ、サッカーとは感覚がぜんぜん違ったので最初はカベに当たることが多かったですね。当時のデウソン神戸は1対1の攻防を大事にしていて、「個」の力が勝敗に影響することが多かったです。幸い、その部分に関してはサッカーでもやっていたので、すんなりと入れましたが。寿人選手にとって、トップに昇格したときなにが一番難しかったのですか?
佐藤:ユースでは常に同年代の選手たちとプレーしていて、高校1年生のときに2年生、3年生とやったことはあっても、それ以上の年齢差がある選手とプレーすることはほぼありませんでした。でもプロになったら年齢は関係なく、百戦錬磨のベテランたち、代表経験者や外国籍選手がいるなか、ポジションを取るために若い自分がどう入っていくか──。そこに、難しさを感じました。
加藤:僕がデウソン神戸からバルドラール浦安に移籍し、セグンド(セカンドチーム)からプリメーロ(トップ)に昇格したときも、同じように代表クラスの選手たちが揃っていました。たしかに、そういう選手たちに入っていくのはすごく大変でした。ちなみに、バルドラール浦安はプリメーロ、セグンド、テルセーロ(U-18)、バセ(U-15)があり、スクール(U-12)もあります。他にも女子、聴覚などの障がい者と一緒に活動しているチームもあり、多くのカテゴリーで活動しています。
佐藤:バルドラールに関しては、Fリーグのなかで強いという印象があります。僕と同い年の中島孝(2019年6月退団)がプレーしていましたよね。彼はマリノスユース出身で、そのころに何度も対戦したことがあります。その後バルドラールでフットサルをやっていたので、どういうチームなのかある程度は知っていますし、浦安はフットサルが有名だなという印象もあります。僕はずっと千葉を離れていて、今年18年ぶりに帰って来ました。去年まで名古屋グランパスにいたのですが、名古屋市に強いフットサルチームがありますよね?
加藤:名古屋オーシャンズですね。選手と交流はありましたか?
佐藤:活動している場所が離れていたので、普段の生活で会うこともなく、交流はありませんでした。サンフレッチェ広島にいたときはJTサンダースというバレーボールチームの選手が同じ住宅街に住んでいたので、子どもの授業参観でお会いして話すことはありました。また、広島カープには同い年の選手がいて、彼とはいまも会っています。同い年のアナウンサーもいて、3人でいつも食事に行っていました。3人の付き合いがそのままテレビの企画にもなっていました(笑)。
──ホームスタジアム・アリーナはどんなところか教えてください。
加藤:バルドラールは浦安市総合体育館をホームアリーナとしていて、約1,700人を収容できるのですが、大きすぎない分コートと観客席が近く、応援が体育館中に響いてダイレクトに伝わってきて自分たちはすごく気持ちよくプレーできますが、相手にとってはホームの空気感があってすごくやりにくいと言われています。それは、ゴール裏からはホームチームしか応援できないのも影響していると思います。
佐藤:ジェフのホームであるフクアリは球技専用で、同じように選手として素晴らしい雰囲気のなかでプレーしています。応援の音も気持ちよく響きますし、お客さんにとってもすごく良い観戦環境なのではないかなと思っています。一方で、スタジアムの雰囲気が良いので、相手も張り切るという一面があります(笑)。フットサルは会場によってコートの状態が違ったりするのですか?
加藤:違いますね。ボールが滑りやすい、滑りにくいというのがあります。ホームと言えば実はバルドラールは今季まだホームで一度も勝てていません(17節終了時)。去年もあまり勝てませんでした。選手が“ホーム”ということを背負い過ぎてしまうのかもしれません。それで、寿人さんにぜひお聞きしたいのですが、チームが勝てないときどういうマインドでプレーされていますか?
佐藤:プロの世界なので、勝つときがあれば負けるときもあります。結果に一喜一憂せず、どれだけ良い準備をして試合に臨めるかが重要です。ときには、良いプレーをしても勝てないときがあります。試合は準備してきたことの100%を発揮する場所であって、そこまでになにができるか、どう日々を過ごすかが大事だと考えてこれまで続けてきました。強ければ勝てる。勝てないのなら弱い。弱いのだったら、練習しないといけない。シンプルなことですね。一番良い準備をしても優勝できるとは限らないですが、一番良い準備をしないと優勝はできません。選手だけではなく、スタッフも同じです。全員が良い準備をして、はじめてスタートラインに立てる。勝負の世界はそれだけ厳しいと思っています。
加藤:練習こそが大事で、結果に一喜一憂しない。若いころから、そうした考えでプレーされていましたか?
佐藤:若いころはチームの結果や自分自身のパフォーマンスを気にすることがありました。しかし、サッカーもフットサルも同じで、結局は集団スポーツなんです。自分のところにボールが来なければプレーはできません。走った先にボールが来るかどうかは、自分で決められません。チームメイトがパスをしないという選択をしたら、いくら良い動きをしてもパスは出てきません。そうなると、自分で変えられるのは動きのタイミングや動く場所になってきます。それでも、自分で考える一番良い動きをしてもボールが来ないときがあります。なので、10回動いたら1回パスがくればいいという気持ちでプレーしています。サッカーやフットサルはボールを持っている選手に対して、持っていない選手のほうが多いですよね。自分で変えられるものより、どうしようもないことのほうが圧倒的に多い。そこに難しさがあるので、自分で変えられるものを見たほうがいいです。精神面も、変えられないものにアプローチするのは非常に難しいと思います。
──お二人ともキャプテンの経験がありますね。どんなキャプテンですか?
加藤:僕はキャプテンになって2年目なのですが、チームをどうまとめていけばいいのか常に考えています。強い言葉を発するタイプではないので、ひとつひとつの練習に取り組む姿勢などを先頭に立って示すようにしています。バルドラール浦安は2年前に選手編成が大きく変わりました。僕自身、チームが良い方向へ進むことを常に意識して行動してはいますが、正直なところ、迷いが生じることもあります。
佐藤:サッカーだとチーム内に30名の選手がいたとして、先発11名を含めてベンチ入りできるのは18名です。12名は外れるわけで、長いシーズンを戦っていくうえで全員が幸せになれることはありません。抱えている悩みは人それぞれで、試合に出ている選手はサッカーに関して「ああしたい」「こうしたい」と考えています。一方、試合に出てない選手はまずはポジションを獲得することを考えています。選手それぞれ見ているところが違います。フットサルはより限られた人数のなかでさまざまな葛藤があるのだと思います。
加藤:バルドラール浦安にはいま約20名の選手がいて、メンバーに入れるのは14名です。2年前にセグンド(セカンドチーム)から多くの選手がプリメーロ(トップチーム)に昇格したので、若い選手が多いです。世代交代の過程で若い選手にどうアプローチするかも常に考えています。
佐藤:サンフレッチェ広島から名古屋グランパスに移籍したときは、同じように多くの選手が入れ替わった時期でした。そして、僕は入ったばかりでキャプテンを任されました。そのときに肌で感じたのが、既存の選手たちはチームが変わることを快く思わないということでした。しかし、1年でJ1に戻るという明確な目標があったので、キャプテンを任された以上、言わなくていいことも言わないとダメだと思って取り組みました。それまでの感覚、慣行を変えるべく、最初は本当に口うるさく伝えました。
加藤:具体的にはどのようなことを変えていったのでしょうか?
佐藤:ひとつは、ファン・サポーターとの関わり方ですね。試合後、当時の名古屋は勝利しても淡白に挨拶してロッカーに戻っていました。もっと感謝しないといけないと思ったので、「応援してくれるファン・サポーターがいるスタンドを端からまわり、足を止めてみなさんの顔を見て挨拶しよう」と提案しました。勝っても負けても、「応援してくれてありがとうございます」という感謝の気持ちをしっかりと顔を見て伝えることが大事だと訴えました。最初は「なぜそこまで?」と思う選手もいましたが、「変わらないとダメなんだよ」とキャプテンとして覚悟を決めて訴え続けました。
加藤:そういうところからですか!自分は、練習が終わったときに僕が感じたことを話すことはありますが、そこまで深く伝えることはしていないですね。選手を観察していると、なにかを抱えているなと感じるときがあります。それに対してはできることはありそうですね。自分の考えを他選手に伝えるときに、寿人選手はどういう方法を取っていますか?
佐藤:まず、自分から見えている景色を伝えます。そのうえで、最終的な判断は相手に委ねるようにしています。「こう思ったから、できればこうしてほしい。だけど、いろいろな条件があるので、最終的には自分で判断してほしい」と伝えます。僕はFWなので、パスを出してもらう側、受け手側です。チームメイトに気持ちよくプレーしてもらわないと、パスコースの選択肢になりません。単純に「パスを出してくれ」と言っても出せない状況があるので、まずはこちらの要望を伝えて、あとは判断してほしいと伝えます。ベテランに対しても、若手に対しても同じようにアプローチしています。
加藤:キャプテンという役割について、どんな考えをお持ちですか?
佐藤:いろいろなキャプテン像があっていいと思います。いまジェフでは兄の勇人がキャプテンを務めていますが、どちらかというと兄はあまり多くは語らず、取り組む姿勢で示すタイプです。一方、僕はどちらかというと言葉で伝えるタイプです。他にもさまざまなやり方があります。勝つためにチームを良くしたいという根本を大事にしていれば、それぞれの方法でうまく進めていけばいいのではないかなと思います。
──お二人とも長くプレーされていますが、現役を続けるために取り組んでいることや秘訣はありますか?
佐藤:フットサルも同じだと思いますが、ケガをしない身体作りを心掛けています。普段の生活をどれだけサッカー中心にして、自分を高められるかが大事です。試合に向けて良い準備をする話をしましたが、そこには身体作りも含まれています。若いときにお酒をたくさん飲んでいて、歳を重ねたときに筋肉系のケガで離脱していく選手の姿を見てきました。接触がある激しいスポーツなので、予防できるケガと予防できないケガがありますが、予防できるケガをしっかりと予防できる選手が、長くプレーできているのかなと思います。
加藤:僕はプロではないので、仕事をしながらプレーしています。そういう環境でもやはり、どれだけフットサルを中心に生活できるかが重要です。1年ごとの契約なので、決して気を抜くことができません。常に安定した力を発揮することを意識して日々を過ごし、練習に取り組んでいます。あとはやはり、だんだん疲れが取れなくなってきているので、頻繁に身体のケアをするようにしています。
ところで、ひとつ聞きたいのですが、シュート練習はやっぱりかなりされていますか?
佐藤:毎日ではないですが、かなりやりますよ。シュート練習に限らず筋トレもそうですが、30歳を過ぎてからは自分を高めるための時間が増えました。若いときはそこまで身体をケアすることはありませんでしたが、とくに筋力は落ちてくるので、なるべく落とさないために、むしろ高めていくカタチを取らないといけない。そうなると、必然として練習量が増えていきます。それこそ、最後まで残って練習しているのが僕と勇人というシーンがけっこうあります。年齢的に、僕たちはやらないといけない。試合で100%を出すためには、年齢を重ねれば重ねるほど準備しなければならいことが増えてきます。
加藤:長くプレーを続けている背景には、やはりそれなりの取り組みがあるのですね。ちなみに、プロになってからフットサルをやったことはありますか?
佐藤:オフシーズンに知り合いと遊びでやったことはあります。サッカーとはボールがぜんぜん違うのでやりにくかったですね。あまり飛ばないし、弾まない。常にプレーに関わることになるので、体力的にもきつかった。実際の試合では一度ピッチに出たら、だいたい3分ぐらい続けてプレーするんですよね?
加藤:そうですね。無制限に交代できるので、一度ベンチに下がり、またピッチに出てくる。その繰り返しです。
佐藤:何分も続けてプレーするのはきついと思います。ボールコントロールを考えると、サッカー選手が要所でフットサルをやるのは良いことだと思います。サッカーも少年では8人制になっていて、限られたスペースのなかでどれだけプレーに関われるか、いかにボールコントロールするかという方向に進んできています。フットサルは基本的な技術の高さが求められるので、子どものころにやっていると、もしその後にサッカーに進むことがあっても活きるのかなと思います。シーズンオフに狭いコートでフットサルを楽しむのも、ボールタッチの感覚を大事にするためです。長い距離を走ったりスプリントしたりではなく、ボールをしっかり扱うことを意識しています。
加藤:え、じゃあ今度ぜひ一緒にやりましょうよ!
ジュニアの頃からフットサルをやることはありましたか?
佐藤:ジェフのジュニアユースは浦安市にあった古河電工の施設で練習していたのですが、体育館もありました。週1回は室内練習だけの日があって、ハンドボールのゴールを置いて、壁を使ってもOKなルールでミニゲームをやっていました。ジュニアユースの年代であれができたのは良かったですね。同年代の阿部勇樹(浦和レッズ)とよく最後まで残って練習していました。そこに、トップにいたリティ(リトバルスキー)が急に入ってきてくれて、一緒にボールを蹴ったりしていました。
加藤:それはかなり豪華メンバーですね!僕は19歳でフットサルをはじめましたが、当時のフットサル界で活躍していたのは年上が多かったので、自分は若手としてチームに入りました。サッカーではFW、サイドハーフ、ボランチの経験があり、それまで培ってきた体力がフットサルでも役に立ちました。加えて、身体の使い方、ボールコントロールするときの身体の向きなどもサッカーをやっていたことが間違いなく活きました。いまは若い選手が多くて、Fリーグにも各チームの若手を集めたFリーグ選抜が参戦して強化が図れています。実際、U-20フットサル日本代表がアジアでチャンピオンになるなど確実にレベルアップしています。
──TEAM6についてですが、同じ沿線にこれだけのスポーツチームがあることについて、どうとらえていますか?
佐藤:もう少し横の繋がりが出てくると、いまはそれぞれのチームを応援している人たちが他競技のチームに興味を持ってくれるかもしれませんね。TEAM6でスポーツイベントを開催しても盛り上がりそうですね!そうすると選手同士も横の繋がりが生まれるし。
加藤:そうですよね、TEAM6を通じて選手同士が交流することで、それぞれのチームを応援する方々にも他競技のチームを知ってもらえるキッカケになりますよね。バルドラールのなかには、マリーンズやジェッツの試合を個人的に観に行っている選手が結構います。おそらく、そういうケースは少なくないと思います。そこで更に、選手同士が交流する機会があれば、より親睦が深まると思います。そこにファンの方々がいてもいいですよね。
佐藤:金曜日に野球、土曜日にサッカー、日曜日にフットサル。この地域では、そういう週末を楽しむことができる。これは、すごく魅力的だと思います。いまも各チームがそれぞれ地域の人たちに来てもらう努力をしていると思います。それが広がって各チームに京葉線沿線のファンがついてくれたら素晴らしいことですよね。
加藤:僕はここ最近、いろいろな競技を見てみたいという気持ちがすごくあります。TEAM6の全競技を一度、しっかりと見てみたい。必ず、なんらかの刺激があると思っています。ジェフでは2年前にバルドラールの試合のプロモーションと、その後観戦もさせてもらいました。雨の中でしたがジェフサポーターの皆さんに温かく迎えていただいてすごく嬉しかったです。
佐藤:そうなんですね。僕は実際に会場で他競技を見ることはほぼないですね……。練習、試合があるなか、急に思い立って「行こう」と言ってもチケットが手に入らなかったり、なかなか難しいですからね。
──神戸出身の加藤選手にとって、千葉県での生活はどうですか?
加藤:2012年にバルドラール浦安に加入したので、もう8年目になりますね。僕は新浦安の海沿いの「総合公園」が好きでよく行くのですが、どこかオススメの場所やお店はありますか?
佐藤:南行徳に「餃子王国」という美味しいお店がありますよ。20年前ぐらい前から通っているお店で、餃子全種類が食べ放題です(笑)。
加藤:南行徳!よく行くエリアなので今度ぜひ行ってみます。餃子大好きなんで(笑)。
佐藤:昔はジェフの練習場やグッズショップは舞浜にあったんですよ。当時は海側も東京ディズニーランド®があるだけで、まだ駅前はロータリーしかなくてイクスピアリもなかったので、18年ぶりに帰って来て、いろいろとびっくりしています(笑)。
実は僕は浦安市にはなにかと縁があって、祖母がずっと暮らしていて、僕も高校2年生のときに一緒に住んでいました。妻の実家も浦安市にあります。神戸出身の加藤さんが、いまは浦安市をホームタウンとするフットサルチームでプレーしている。こうして知り合ったのはなにかの縁だと思うので、今後もよろしくお願いします。
加藤:こちらこそ、ぜひよろしくお願いします!
佐藤:加藤くんはキャプテンとしていろんな思いを持ってプレーしているのだなと感じました。大変だと思いますが、地域全体をもっともっとスポーツの力で盛り上げていきましょう。ジェフも今シーズンは思うような結果を残せていないのですが、京葉線沿線のスポーツクラブとして、お互いに良い結果を出せるように刺激しあっていきましょう。
加藤:はい、ありがとうございます。バルドラールももっともっと地域の力になれるように頑張ります。今日はなんだか僕ばっかり質問させてもらう形になってしまいましたが(笑)
今日うかがったお話はこれからしっかり自分のなかに落とし込んでいきます。
憧れの選手にお話を聞くことができて本当に・・緊張しっぱなしでしたが、ありがとうございました。ぜひ一度バルドラールの試合も観に来てください。僕もフクアリに観戦に行きます!
佐藤:いいですね!加藤くんのプレーを観られるのを楽しみにしています!
──各競技のサポーターに向けて、それぞれメッセージをお願いします。
佐藤:ジェフのホームであるフクアリは、とにかく雰囲気が素晴らしいです。ジェフを応援するのはもちろんですが、サッカーを観戦する環境として最高の場所です。純粋にサッカーを楽しめる空間になっているので、ぜひ一度来ていただきたいです。蘇我駅からのアクセスもいいですし、周辺にはいろいろなお店があります。試合前後も楽しめる場所になっているので、遊びに来てください。
加藤:フットサルは残り1秒あればゴールを奪えるので、最後の1秒まで勝敗がわかりません。選手は最後まで諦めないで戦っています。アリーナの近隣にはさまざまな商業施設がありますし、ホームならではの盛り上がりがあります。そして、屋内競技なので空調もあり、夏は涼しく、冬も寒くありません。TEAM6の他競技のファンの方はぜひ、応援しているチームのユニフォームで遊びに来てください。一緒に沿線を盛り上げましょう!
埼玉県出身
170cm/68kg
1982年3月12日生 37歳
ポジション/FP (フォワード)
ジェフユナイテッド市原ジュニアユース・ユース出身。ジェフユナイテッド市原からC大阪・仙台・広島・名古屋を経て、今季18年ぶりにジェフへ復帰。ジェフの佐藤勇人は双子の兄で、Jリーグ史上初の双子の登録選手。FIFAクラブワールドカップ得点王1回。J1リーグ優勝3回。JリーグMVP1回。Jリーグ得点王1回。
兵庫県出身
1989年7月26日生 30歳
ポジション/FP (アラ)
19歳でサッカーからフットサルに転向。2012年にデウソン神戸からバルドラール浦安セカンドチームに入団。トップチーム昇格した2014年に日本代表入りを果たす。昨シーズンから背番号10を背負い、キャプテンを務めている。スピードに乗ったドリブルが特徴的なスピードスター。