佐藤優也
(ジェフユナイテッド市原・千葉)
&
富樫勇樹
(千葉ジェッツふなばし)
『京葉線プラス』限定のスペシャル企画、「KEIYO TEAM6 クロストーク」。
6チームの注目選手や共通点を持つ選手やスタッフが、競技の枠を越えて様々なテーマでトークします。
今回登場するのは佐藤優也選手(ジェフユナイテッド市原・千葉)です。ジェフの絶対的守護神が今、家族ぐるみで夢中になっているのが千葉ジェッツふなばしの応援。そのきっかけと、“ハマリ具合”について聞きました。
佐藤選手は千葉県出身ですが、京葉線はよく利用されますか?
佐藤:乗りますね。沿線に住んでいますので、家族で舞浜にある“夢の国”へよく行きます(笑)。年間パスポートを持っている時期もあって、公園に行く感覚で、東京ディズニーランド®へ行っていました。イクスピアリなどもよく行きます。あとは東京方面へ仲間と食事にも行きますね。高校時代は総武線派だったんですけど、最近はすっかり京葉線派です(笑)。
ラッピングトレインもご家族で話題になったそうですね。
佐藤:船山(貴之)選手はよく家に遊びに来るので、娘なんかは「今日電車の中、タカくんだらけだったよ!」って(笑)。あれはすごくインパクトありますよね。
KEIYO TEAM6の取り組みの中で、昨年の12月には千葉ジェッツのホームゲームでフリースローチャレンジをしたそうですね。
佐藤:オフ期間なのでチームスタッフが気を遣って、若手選手から参加の呼びかけをしていたのですけど「早く、俺に声かけてよ!」って実は内心思っていて(笑)。オファーが来たら即、喜んで参加しました。
事前にだいぶ練習されたそうですね。
佐藤:自宅のマンション内にバスケットゴールがあるのですが、相当な時間やりましたね。でも当日はうまくいかなくて…早くリベンジさせてください!(笑)
それにしてもあの日は緊張しましたね。
バスケットの試合会場はその時が初めてですか?
佐藤:そうです。噂には聞いていたのですけど、演出がすごくて!火が出るし、プロジェクションマッピングとか、普通やらないですよね(笑)。ただただ「スゲー」って言っていました。
同時にご家族に変化が。
佐藤:バスケットの話題が増えると同時に娘が大ハマリですよ、もう(笑)。父親の試合には、あまり関心示さないのに、パソコンで千葉ジェッツのことを調べまくりで、試合もほとんど観ていますね。そうなると自分も共通の趣味として応援に力が入りますよね。完全に千葉ジェッツが佐藤家の話題を独占です。
そして娘さんへのサプライズ企画を実行されたそうで。
佐藤:はい!千葉ジェッツの試合日程を調べて、4月の千葉ポートアリーナの試合に娘を連れて行けそうだったので、自らチケットを購入しまして…。
自ら?
佐藤:そうなんです、公式サイトで残券情報とかを検索して、予約しました(笑)。それでコンビニで発券をしまして、当日はホント一般のファンの方と同じように応援していましたね。娘は大感激でした。
さらにサプライズがあったそうですね。
佐藤:自分が個人的に観戦に行くことを知ったチームスタッフが、千葉ジェッツのスタッフの方に知らせてくれて、試合後に富樫選手とお話しする機会をいただきました。ジェフの背番号2の富樫選手の名前入りユニフォームをプレゼントで用意して、当日は少年のようにドキドキしていましたね。でも娘の緊張も半端なかったです。
実際の富樫選手の印象はどうでしたか?
佐藤:小さい!!(笑)でも直前に試合で、すごいプレーをたくさん観た後だったので、もう尊敬の気持ちしかないですよ。インスタにその時の写真を上げているんですけど、少し僕の表情が固いですよね(笑)。でも娘も一緒に写真を撮っていただいて、父親の株がかなり上がりました。
6月にはジェフのホームゲームで千葉ジェッツとのコラボ企画が計画されていると聞いていますが。
佐藤:僕も聞いています。実現してほしいですね。富樫選手は同時期に日本代表の活動もあるようなので、スケジュール次第だと思うのですが、是非、富樫選手に来場いただきたいですね!その際にはPK対決とかしましょう(笑)。そして、これを機会にいろいろと交流していけたら嬉しいですね。富樫選手、これからも仲良くしてください!
僕自身、Jリーガーの友人はそんなに多くないのですが、昨シーズンに一度、J1の試合を埼玉スタジアム2002に観戦に行きました。すごくスタジアムが盛り上がっていましたね。
ジェフの試合は、、、すみません!まだ行ったことがないです(笑)。でも、必ず行きます!!
佐藤選手は昨シーズン、千葉ジェッツのホームゲームでフリースローを投げてくださったことは聞いていました。そして前回の来場時にはユニフォームまでプレゼントしていただいて、本当に感激しました。ご家族で応援してくださっていることも伺いました。本当に感謝ですね。
佐藤選手からすると自分の方がだいぶ年下なのに、すごく丁寧にご挨拶をいただいたことが印象に残っています。あの時、いただいたユニフォームは自宅でコレクションとして大切に保管していますよ。
6月29日(土)にはフクダ電子アリーナで千葉ジェッツとのコラボ企画が計画されているようですが、タイミングが合えば、是非行きたいです!佐藤選手、めっちゃ応援しますよ!
KEIYO TEAM6のような同じ地域で活動しているチームが一緒にプロモーションしているのは、すごく良いことだと思います。是非、いろいろな競技を観てみたいです。
“ジェッツ愛”について語っていただきましたが、佐藤選手はその他の競技にも興味があるそうですね。
佐藤:高校時代は体育科だったし、いろいろな競技にチャレンジしたい気持ちは強いですね。千葉ロッテマリーンズの試合は何度か観戦に行っていますよ。家が近いので自転車で(笑)、最高な観戦環境です。KEIYO TEAM6にも様々なチームがありますよね。フットサルのバルドラール浦安の石田健太郎選手とはトークショーイベントでご一緒させてもらいました。若いのにしっかりと話せていて、すごく印象に残っています。今年からチームの副キャプテンだそうですね。浦安の体育館にも応援に行きたいですね。
チャレンジしてみたい競技はありますか?
佐藤:迷わず、アメリカンフットボールですね。カッコいいじゃないですか!ポジションですか?それはやっぱりクォーターバックでしょ。司令塔的な。サッカーでやっているポジションとは全然違いますけどね(笑)。オービックシーガルズのトレーニング行きたいな(笑)。
佐藤選手は最初からサッカーしていたのですか?
佐藤:実は最初にやったスポーツは野球でした。小学校3年生の時ですね。でもどうにもルールが難しくて(笑)、それでサッカーに転向しました。GKは小5の時からですかね。単純に試合に出られる可能性が高そうだったからです。でもあの頃、野球を続けていたらマリーンズでプレーしていたかもしれないですね(笑)。
オフの時間の過ごし方を教えてください。
佐藤:釣りも好きだしゴルフも続けていますが、最近新しくハマっていることがあるんですよ(笑)。聞いちゃいます?
是非、教えてください(笑)。
佐藤:DIYと言えばいいのかな?日曜大工ですね。でも、その域は超えていて、最近では高校時代の友人が美容院を開業したのですが、その店の店内の棚や、看板、そして水槽まで作りましたよ。すごいでしょ(笑)。
だいぶ本格的ですね…
佐藤:時間を見つけてはそのお店へ行って、何か作っていますね。昔からそういう工作みたいなことが大好きでした。でも最近のハマリ具合は本当にやばいですね(笑)。でも、そんな気分転換をすることで、しっかりオンオフの切り替えができています。同級生に感謝です!
昨シーズン、佐藤選手はJリーグ通算300試合を達成しました。素晴らしい記録です。
佐藤:一つひとつの積み重ねの結果なので素直に嬉しいですね。でも、まだまだ自分自身成長している感覚はありますし、日々のトレーニングを乗り越えていくことが、その先の未来を創っていくと思っています。若い頃に比べて、冷静にプレーできるようにはなりました。でもGKは奥の深いポジションですからね。まだまだ上手くなりたい。その気持ちだけは常に持ち続けています。
ジェフの魅力とは何でしょう?
佐藤:ピッチ上の選手はもちろんですが、スタジアム全体の一体感ではないでしょうか。フクアリは僕が他のチームに所属しているときも、すごく良い雰囲気が憧れでした。あのスタジアムで素晴らしいサポーターとともにプレーできている喜びは何物にも代え難いです。
まだまだ長いシーズンです。全力でプレーし続けますので、どうかこれからも応援よろしくお願いします!
千葉県市川市出身
186cm/93kg O型
1986年2月10日生 33歳
ポジション/GK
市立船橋高校から2004年、甲府に加入。その後、札幌、北九州、東京Vを経て2016年千葉に加入。昨シーズン(2018)にはJリーグ通算300試合出場を達成した。趣味はDIY。
新潟県新発田市出身
167cm/65kg AB型
1993年7月30日生 25歳
ポジション/PG
高校卒業後、2012シーズンよりbjリーグ(当時)秋田へ加入。その後、2014年には、田臥勇太に続き日本人2人目となるNBA選手契約となる(ダラス・マーベリックス傘下のテキサス・レジェンズでプレー)。2015シーズンより千葉に加入、2020年東京オリンピック日本代表チームの中心選手としても活躍が期待されている。