旅の締めは、電車に乗って弘前市の隣にある平川市へ。柏木高校前で下車して6分ほど歩き、「津軽おのえ温泉 日帰り宿 福家」にたどり着きました。福家は、地元民にも人気の温泉施設。「美肌の湯」ともいわれる無色透明のアルカリ性単純泉は、浸かるとお肌がつるつるになります。
個室の休憩スペースやお土産コーナーなどが充実しており、旅の疲れを癒すのにはうってつけの場所。入浴に必要な物は全てレンタルができます。(手ぶら入浴セット 税込900円)。大浴場には3種類のお風呂と2種類のサウナ、さらには岩盤浴まであり、時間を忘れて旅の疲れを癒すことができました。
お昼は併設しているカフェ「シエスタ+(プラス)」へ。「お好み合い掛けカレー(税込1,000円)」は、彩り豊かで見るからに美味しそう!ご飯は白米と福家で開発された七福神雑穀のいずれかを選ぶことができます。青森県産の野菜やりんごをふんだんに使ったルーは、ちょうどいい辛さでホッとする味でした。
福家の隣にはシードル工場があります。りんごといえば、弘前市で盛んに栽培されているイメージがありますが、実は平川市も青森県内屈指のりんごの産地。傾斜地で水はけが良く、寒暖差が多い平川の土地は、質の良いりんごを育てるためにはうってつけの環境です。平川で育てられた高品質なりんごを使用したシードルは、甘すぎないキリッとした喉越しが特徴で、食中酒にもおすすめ。温泉施設内でも味わうことができるので、お風呂上がりの一杯やカレーのお供にもぴったりです。