世界遺産登録地域内に設置された遊歩道で、春から秋までブナ林を気軽に体感することができ、季節によっても楽しみ方が変わります。距離によっていくつかのコースがあるので体力に応じて選ぶことができます。さらに、ガイドと一緒に周るとブナ林のことはもちろん、動物や植物など見どころを教えてもらいながら周れます。例えば、「ブナの実が豊作の時は斜面の小さな穴に住んでいる夜行性のアカネズミが増えて、捕食するタヌキなどの肉食動物も動きまわります。」といった話をしてくれるので、散策がより楽しくなります。
また、小池さんは「世界最大といわれるブナの森と森に育まれたマタギ文化や生態系などを見ていただきたいです。」とも話します。