秋田県鹿角市、JR十和田南駅から車で約15分。
大湯環状列石は、大湯川沿いの台地の上にある縄文時代の遺跡です。万座(まんざ)環状列石と野中堂(のなかどう)環状列石という二つの環状列石があり、発掘調査ではそれぞれを囲んで同心円状に、建物や貯蔵穴などが広がることが明らかとなりました。
環状列石は墓として利用されたほか、様々なマツリ、儀式の場として使用されたと考えられています。
2021年7月にはユネスコ世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」のひととして登録されました。